信貴山 玉蔵院(ぎょくぞういん)は、信貴山の山内塔頭として平安末期に創建されたと伝えられている。平安時代の興教大師・覚鑁(かくばん)上人が信貴山に参篭の際、毘沙門天より授かった摩訶不思議な玉「如意宝珠」をこの寺に蔵められたことから、「玉蔵院」と呼ばれるようになったとされる。そして、祈願寺として、浴油堂、融通堂、地蔵堂を中心に諸願成就の祈りの場を設け、また、宿坊のある寺として親しまれている。

 

   宗 派 : 信貴山真言宗

   御本尊 : 毘沙門天

   所在地 : 奈良県生駒郡平群町信貴山

   電 話 : 0745-72-2881

 

 

 

浴油堂

秘仏の双身毘沙門天をお祀りしており、真言密教の秘法とされる毘沙門天の浴油を修法されるお堂。

出世毘沙門天(刀八毘沙門天)、八臂弁財天、三面大黒天も祀っている。

 

 

 

大地蔵尊および三重塔

 

 

融通堂

覚鑁上人により蔵められ玉蔵院の寺号の由来となった如意宝珠を安置。

 

縁結び観音

 

 

「出世毘沙門天」の御朱印