石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)は京都盆地の南、桂川・宇治川・木津川の合流点にあたる男山丘陵滋養に鎮座している。創建は、平安時代の清和天皇の御代、貞観元年(859年)に奈良・大安寺の僧・行教和尚は豊前国の宇佐八幡宮で、八幡大神の「吾れ都近き男山の峯に移して国家を鎮護せん」との宣託を受け、その翌年の貞観二年(860年)四月、朝廷の命により八幡造りの社殿が造営され、遷座された。

創建以来、都の裏鬼門を守護する王城鎮護の神として、伊勢の神宮に次ぐ国家第二の宗廟として皇室の崇敬厚く、また、武運長久の神として清和源氏をはじめ全国の武士が尊崇してきた。

 

   御祭神 : 東御前 神功皇后(じんぐうこうごう)

         中御前 応神天皇(おうじんてんのう) 

         西御前 比咩大神(ひめおおかみ)

 

   所在地 : 京都府八幡市八幡高坊30

   電 話 : 075-981-3001

 

 

南総門

 

 

拝殿

寛永十一年(1634年)に徳川家光により社殿が造営された。本殿を含む十棟、棟札三枚が国宝に指定された。

 

 

神楽殿と楠木正成の楠と信長塀

建武元年(1334年)に楠木正成が必勝祈願参拝の際に奉納したと伝わる御神木。

信長塀は、天正八年に織田信長が瓦と土を幾重にも重ねた塀を寄進したと伝えられている。

 

廻廊

 

 

西門

 

住吉社、一童社

 

若宮社

 

鬼門封じ

丑寅の方角「鬼門」(東北)を封じるために、社殿の石垣を切り取った造りになっている。

 

おがたまの木

「御霊の木」とも書き、古くから霊力の宿る御神木とされている。一円硬貨の表面に描かれている。

 

 

東門

 

廻廊

 

 

 

石清水八幡宮門前名物の「やわた走井餅」