近江神宮(おうみじんぐう)は第三十八代天智天皇をお祀りしている神社で、昭和十五年(1940年)に、天智天皇の古都・近江大津宮跡に創建された。天智天皇は中大兄皇子の時、皇極天皇四年(645年)に藤原鎌足とともに蘇我入鹿を暗殺し大化の改新を行った。

天智天皇六年(667年)、天皇は都を奈良の飛鳥より近江大津宮に遷し、我が国の法律の源である近江令を制定され、また、学校制度を創設し教育制度を整え、漏刻(水時計)を設けて時刻制度の確立や土地制度の改革、産業振興などの政策を進めた。年頭には、かるた祭として百人一首かるた開きの儀が行われ、競技かるた大会が開催されている。
 

   御祭神 : 天智天皇(天命開別大神:あめみことひらかすわけのおおかみ)

   所在地 : 滋賀県大津市神宮町1番1号

   電 話 : 077-522-3725

 

楼門

 

外拝殿

 

内拝殿

 

内拝殿、本殿

 

栖松遥拝殿

 

 

日時計

 

漏刻(水時計)

天智天皇は、漏刻を設置し時刻制度を確立した。6月10日の時の記念日は、この事績に由来するとのこと。

 

古代火時計

ロレックス社寄贈の古代中国の火時計。