金岡神社(かなおかじんじゃ)は仁和年間(885年頃)に、住民の安全と五穀豊穣のために住吉三神を勧請し創建されたと伝えられている。その後、素盞嗚命、大山昨命を配祀し、更に、、一条院の時に平安時代前期の絵師・巨勢金岡を合祀して、金岡神社と称した。
社名の由来である、巨勢金岡(こせのかなおか)は、日本画の祖とも言われており、日本独特の絵(やまと絵)の基礎を築いたとされる人物で、この辺りには、優れた絵や彩色の技術を持つ河内絵師とよばれる人々が住んでいた。
その後、明治時代に、神社合祀策により近隣の神社を合祀した。南八下村の菅原神社・熊野神社・金峰神社・八幡神社・八坂神社ほか、金岡村の長曾根神社、北八下村の河合神社・須牟地曽根神社・八坂神社ほか、を合祀した。
御祭神 : 住吉三神、素盞嗚命、大山昨命、巨勢金岡
所在地 : 大阪府堺市北区金岡町2866
鳥居
拝殿
拝殿、本殿
本殿
三棟の本殿
稲荷社
白龍大神を祀っている。