八坂庚申堂(やさかこうしんどう)は、正式には大黒山 金剛寺と号し、通称として八坂庚申堂と呼ばれており、天徳四年(960年)に浄蔵貴所(じょうぞう きしょ)が、一般の人々にも御本尊の青面金剛をお参りできるようにと八坂の地に建立した。御本尊の青面金剛は飛鳥時代に中国より渡来した、秦河勝が秦氏の守り本尊として将来したものといわれている。 現在のお堂は、延宝六年(1679年)に再建されたものである。境内には、いろんな色の「くくり猿」が数多く吊るされている。
八坂庚申堂は、大阪の四天王寺庚申堂、東京の入谷庚申堂(現在は廃寺)と並び日本三庚申の一つとされている。
宗 派 : 天台宗
御本尊 : 青面金剛(しょうめんこんごう)
所在地 : 京都市東山区金園町390
電 話 : 075-541-2565
山門
賓頭盧堂
庚申堂(本堂)
庚申堂の扁額と三猿
青面金剛童子の石碑
御影