富松神社(とまつじんじゃ)は、約1250年前に、聖武天皇の勅願により、僧・行基が猪名野笹原を開拓した時の二十三ケ坊の一つで、素盞嗚尊、薬師仏を祀り、厄災除祈願所として造営されたことに始まると伝えられている。 そして、平安時代(794~1185年)には、集落は富松庄として藤原摂関家の荘園を守る鎮守の社であった。
戦国時代には、度々の兵火によって社殿や堂塔は焼失してしまった。 その後、江戸時代に尼崎藩主・松平遠江守より、厄災除祈願所として特別の庇護を受け盛況を誇った。 現在の本殿は、寛永十三年(1636年)に社司良雄によって再建されたものである。
御祭神 : 素盞嗚尊(すさのおのみこと)
所在地 : 兵庫県尼崎市富松町2丁目23-1
電 話 : 06-6421-5830
拝殿
本殿
弁天社
愛宕社、三社、金比羅社、天神社
稲荷社
舞殿
行者堂