法起院は、天平七年(735年)に西国三十三観音霊場を始めた徳道上人が晩年隠棲されたお寺です。御本尊は、徳道上人の自作と伝えられる上人の尊像を奉安している。 西国三十三観音霊場巡礼の風習は、養老二年(718年)に徳道上人によって始められた。そして、花山法皇の中興を経て広まった。

 

   御詠歌 : 極楽は よそにはあらじ わがこころ おなじ蓮(はちす)の へだてやはある

   御本尊 : 徳道上人

   所在地 : 奈良県桜井市初瀬776

 

山門

 

本堂の開山堂

 

徳道上人御廟、十三重石塔