南部の味「コーンブレッド」 | Kyoko's Happy Table

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~ キーナートきょうこの美味しいおもてなしテーブル〜 

すっかり涼しい秋模様。

昨日の Corn Bread  コーンブレッド、
レシピリクエストも頂いたので、
早速 載せてみますね~!

コーンブレッド、って 
あまり日本では見ませんよね。
元々、アメリカの南部料理に
欠かせないお食事パンで、
コーングリッツという
とうもろこしの粉と
はちみつの味が効いた
さっくり感が後をひくパンです。

昔、「大草原の小さな家」っていう
アメリカの小説のシリーズ、あったでしょう!?

今もあると思うけど、
私の子供の頃、
絵つきで全巻が出ていました。
私は、あのローラの
「大草原の小さな家」シリーズが、
大好きで何回も読み返していたものです。

「干し草の匂いってどんな匂い?」
とか、
見た事も食べた事もないアメリカの食事風景、
幌馬車の後ろや、牧場で食べる
赤いチェックのナプキンを広げたピクニック料理とか、
具沢山のクラムチャウダーや、
野菜いっぱいの手作りのピザや
お父さんが焼いた分厚い肉のハンバーガー、
そして、黄金色のコーンブレッド!!
「どんな味がするんだろう?」と
想像しながら、ワクワク読んでいたのを
思いだします。

アメリカにいくようになってから、
いろいろなコーンブレッドを食べました。
特にお兄ちゃん達(夫の息子達)がいる
南部アラバマでは、食卓に欠かせないパンで、
もちろんうちのカルフォルニア生まれの
アメリカ~ン夫も
大好物なのでよく作るようになりました。

何通りものいろいろなレシピがあり、
インスタントのミックスもたくさんありますが、
私はこの生とうもろこしと蜂蜜と
コーングリッツで作るシンプルな
コーンブレッドが一番好きです。

そして、このレシピは、
私の大好きな Alice Walters
コーンブレッドを昔TVで見て以来、
何度か改良したものなんです。

「Alice Walters アリス•ウォーターズ」は、
カルフォルニアオーガニック料理の母と
呼ばれてる料理家で、
最近は、日本のTVでも時々特集されているので、
ご存知の方も多いかも?

1970年代、まだまだオーガニックという
定義さえなかったカルフォルニアのバークレーで、
今でいう「地産地消」のコンセプトで
安心できるオーガニックの食材の、
シンプルで美味しい料理を
提供するレストランをはじめ、
以来、
「過去50年でアメリカ料理界に最も影響を与えたシェフの一人」
にも選ばれたとっても素敵な女性です。

このデジタル時代に、
TVやネットでの料理番組はやらないという
確固とした信念を持っていて、
今も
自分のレストランのみで出す料理にこだわっているそう。

彼女の1軒しかない予約困難な
「シェ•パニース」というレストランは、
私もまだ行った事がなくて、
次回のカルフォルニア行きの際は、
必ず足をのばして行ってみたいと
思っています。

でね、
このコーンブレッドレシピは、
定番レシピなので、
コーングリッツさえ入手すれば、
簡単で失敗なく作れます。
生のとうもろもしでするのが、
すごく美味しいので、
是非夏のとうもろこしがまだあるうちに、
やってみてね~~!

コーンブレッド

材料:800~1000cc入るローフ型1本分
   四角いケーキパンでもどんな型でもOK! 

  :コーングリッツ 250mlのすり切り1カップ 
                                     (150gぐらい)
  :薄力粉     250mlのすり切り1カップ  
           (150gぐらい)
  :ベーキングパウダー  大匙1
  :塩       小匙1/2
  :はちみつ    大匙2
  
  :バター     50g
   
  :卵       1個
  :牛乳(か豆乳) 250cc 
        
  :とうもろこし  2本分
  :塩       ぱらっと少々

1) コーングリッツ、薄力粉、ベーキングパウダー、
   塩をよくまぜておく。

   コーングリッツとは、とうもろこしの粗い粉です。
   インターナショナルマーケットや、
   明治屋、ネットでも販売しています。
   ちなみに、コーンミールは、
   その次の中挽き粉なので、コーンミールでもOKです。

でも、コーンフラワーは、違いますよ。
コーンフラワーは、タコスの皮や、
フライドチキンに使ったりする
きめが細かいもので、コーンブレッドには
使いません。

  
2)粉類に牛乳と卵をあわせて、
  加えます。
  一緒に、はちみつ大匙2を加えて
  さっくり混ぜる。

3)ここに、生のとうもろこしの粒を
  きれいにとり、
  塩少々をまぶしたら、
  ボールに加えます。  

 

4)↑ ここにフライパンで溶かしたバターを
  熱いまま加えます。
  バターを混ぜたらすぐ焼く事。
  「タネがゆるい?」と不安になるかも
  しれませんが、
  分量通りなら大丈夫! 

 



5)オーブンシートを敷いた型に
  流し入れて、
  高温220℃のオーブンで
  35~40分ぐらい焼いて様子をみます。



6) ↑このような厚いローフ型だと
  35~40分かかります。
  平たい四角パンなら25~30分。
  串をさして、中から液体がついてこなければ、
  焼き上がり。

7)ほぼ焼き上がったら、
  一度取り出して、
  こうやって、
  バター(分量外)をうすく表面に塗って、
  もう一度5分ぐらい焼いてみて!
  表面がカリッとしてこれが美味しいの!

焼き上がったら、
網の上で冷まします。
もちろん焼きたても
最高!



昨日のようなシーフードサラダにも
あうし、
定番の、フライドチキンにも
抜群ですよ!

あっ↓ これは、
コーンフラワーを使った、
私の
「ケンタッキーに負けないフライドチキン」
です。。。
以前紹介しようと思って、忘れてました。
また載せてみますね~~!

ちなみに
この隣の、
シェーキーズ風フライドポテト
美味しいんですよ、。。
今、シェーキーズってないのかなあ??
薄くきって揚げるスパイしーなフライドポテトです。

フライドチキンにフライドポテトに
コーンブレッド。。。。
あ~~なんてカロリーたっぷり。
しかし、美味しい。。。。
いいよね。。。、
たまに、少しずつ食べたらね!!(^^)

食欲の秋に突入です。。。。

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