毎日 | ハルとばば~二人の闘病日記~

ハルとばば~二人の闘病日記~

線維筋痛症を発病、ワーキング母から、半寝たきり状態の母になりました。ところが、20才の息子が同い年の彼女と授かり婚。あっという間にばばちゃんになりました。そして、我が家に来てくれたのは、小さくて可愛い男の子、通称ハル。病気持ちのばばちゃんとハルの闘病日記です

相変わらず痛みはひどい。
車運転しなきゃいけないけど、シートベルトもブレーキを踏む足も痛いし、ハンドル握れない。危なくて通院もできなかった

こんな中で思う。私が病気になった事、ハルが生まれてきた事、きっと全部神様が決めた事。無宗教だけど、人生の出来事には必ず意味があって、運命もあって、人知の届かない部分もあると思っている。

何か試練があっても、それは『乗り越えてごらん』と神様が与えてくれた事だから、きっと私は乗り越えられるし意味がある事だと
発病前からいつも信じている。

いい事ばかりじゃないし、悪い事だけじゃない。

私が病気になってウチにいるようになって、ハルの世話もおじいちゃんの介護もできる。特にハルは長く長くみんなで助け合って育てていきたいから、私が仕事にしばられていないのは大きい。

世の中にいろんな病気がある事も、たくさんの人が病と闘いながら一生懸命生きている事も、自分が病気になって身にしみて理解できる。ハルの成長もどんな小さな事も1つ1つが愛おしい。笑顔も泣き顔も、何もかもが大切な宝物だ。

痛みが離れてくれない毎日に、毎日挫けそうになり毎日自分を叱咤激励する。毎日泣き、毎日笑い、毎日怒り、毎日闘う。

私の人生、転んでも倒れても前に進めなくても、
1日1日を生きているのは、今の私自身。痛いけど辛いけど、とにかく自分で考え、感じ、周囲には感謝を忘れず1日を過ごそう。

頑張れ〜