ある政治家さんへの手紙。の巻 | 人生空回劇場

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一生懸命耕して種を植え続けてるつもり。

コツコツ水をやって気ぃ使って日に当てたり。



だけどなかなか実を結ばない私の人生。 嗚呼、空回り。



とは言え、人生、本音と建前 紙一重。  あんまり難しく考えずにいきましょ。

ある議員さんにメールを送ってみた。

こういう行動を起こすのは初めてだけど、居たたまれなくなってしまって。

トピックは死刑制度廃止への見解について。(重っ。汗)


この議員さん、死刑制度廃止を訴えています。

ここまでだと「ああ、良くいるよな」と思いますが、それはその人がどの様な内容で話しているのか良く知ろうとしていなかったので、有り体に言えば興味が無かったので、その程度の感情しか無かったのだと思う。

ええ、今までは。


だけど、今その方が大臣の執行を批難した4人の死刑囚について、何をしてそこ(死刑)に至ったのかを知ってしまった。


一人は殺人で服役していた際の仮出所中にまた殺人を犯した。

またある人は、支払いに応じなかった男性の奥さんを殺してるんです。 男性じゃなくてその奥さん。 それにその奥さんの妹さんも。 更に言えばこのお二人はドラム缶に押し込められて焼き殺されたんです。 


報復として死刑で犯人を殺しちゃえば良いなんて思ってる訳ではないけれど、遺族の気持ちを考えるとやりきれない思いがする。 大切な人が殺されたという事が心に大きな傷となっていて、それが癒される事はないはず。 ずっと抱えて行かなくちゃいけない大きな『負』だ。

なんていうとキレイ事の様に感じるけど、ってか他の人から聞いたら私にもキレイ事や偽善っぽく聞こえると思う。 だけどもし私の大切な人が犠牲になってしまったらと考えたら、これはもう言葉では表しきれない。 ただの想像だけでそんな気持ちになるんだから、実際のご遺族の方たちの気持ちは推し量れない物がある。

せめて安らかに眠ってと願う遺族の心が安らかになる事はもうないからだ。


死刑が廃止になったとしたら、
法による殺人を止めさせる為に尽力したというその人達の自己満足が残るだけの様なきがする。 他は誰も喜ばないし関わりの無い人は相変わらず無関心だ。

ドラム缶で焼かれた方のご遺族には何て申し開きをするんだろう、この人は。

サリンをまた巻き散らかされても「テロに至ったのは社会のせい」と言って擁護するんだろか。例え自分の大切な人がそれで亡くなってしまったとしても。


そして、、、もし死刑を執行しなかったら、その犯人たちが改心して社会復帰する日は来たんだろうか。