レインボーパパ。の巻 | 人生空回劇場

人生空回劇場

一生懸命耕して種を植え続けてるつもり。

コツコツ水をやって気ぃ使って日に当てたり。



だけどなかなか実を結ばない私の人生。 嗚呼、空回り。



とは言え、人生、本音と建前 紙一重。  あんまり難しく考えずにいきましょ。

私の弟が 二児の父になりました。

2番目は 女の子。 「雅(みやび)」ちゃんだそうです。


ヤツ(弟)の性格上、とてもじゃないけど 「雅」なんて言葉がドコから出てきたのか

まるっきり謎だったのだけど、名付け親は 奥さんだそう。


やっぱり育った環境が違うと思考回路までもが違うのね、と思った。

少なくとも私の脳の中にある 手近な引き出しには こんなキレイな言葉はない。

すっごく探して 奥の隅っこの一番高くて手の届かなそうなトコまで行ってやっと見つける感じ。


例えば、弟の奥さんはアーティスティックな事が好きらしい。

そういや結婚式の時も「ウエルカム・ボード」を自作してた。

うん、とっても可愛らしいのをね。

多分彼女は 小さい時学校で絵を描いて来たら 「良く出来たねー」と誉められた口だろう。

ま、一般的にはそうだろうとは思うのだけど。


でも私は誉められた覚えがない。

父親にも 母親にも、ただの一度も誉められた事がない。

少なくとも私の記憶には、ない。

叱られない様にばかり生きてきたから、自分なりの判断力ってのに限界があるみたい。


自分(私)が何かをするのは、結果を出す為じゃなくて しなくちゃいけないから。

でその何かをしながら 「コレで怒られないかな」と親の顔色を見ながらやってたから

「叱られない様に」と取り掛かって「良かった何も言われなかった」で終わる。


良い物を作ろう、とか良い結果を出そう、なんてそういう基準が自分の中に無かったから

無から何かを作り出す事や考える事が出来なくなってしまった。

芸術的な部分で脳が育たなかったらしい。


図工の時間に「何でも良いから好きな絵を描きなさい」とか言われると途方に暮れたし、

今でも 彼氏に「何か食べる物買って来て」とか言われるとホトホト困り果てる。


想像も想定も出来ないの。 妄想は出来るんだけどね。(笑) 


虹・・・、じゃなくて(汗) 二児の父になった弟には そんな風に子供を育てて欲しくないな、と思う。

奥さんと子供たちとで愛情たっぷりに生きてって欲しいなと思う。


姉ちゃん、祈ってるよ。