ヴァンザントのストラトキャスターを弾きました。
STR-V2となってますが、その型番はなく、STVシリーズみたいです。
普通は20万円ですがこれは中古で10万円と半額です。
ラッカー塗装でレリック加工（塗装をところどころ落としてヴィンテージ仕上げにする）ですが、
肝心のボディの目立つ所は、前の持ち主が自分で塗装を落としたらしく
少しヘタクソで（笑）そのために価格が下がってるそうです。
ヴァンザントのストラトキャスターは以前にも弾いてましてとても好みでした。
私の所有するストラトで今は次男が使用してますが、
初期のヴァンザントのピックアップが搭載されていていい音します。
とにかく作りが丁寧なのがネックを握った時にわかります。
パーツも仕上げもいいです。オイル漬けした牛骨ナットが渋いです。
リアのピックアップがもうたまらなく好みの音でした。
シングルコイル特有のジャリジャリ感というか、ヴィンテージを意識して
制作されてますので、本当にこれぞストラトの音！って感じで弾いていて
気持ち良かったです。
指板のアールも緩く、チョーキングはし易いですし、22フレットがあるのもOKです。
ここはヴィンテージ仕様ではなくていいのですが（普通はアールがきつく21フレット）、
ネックの調整はネックを外さないとできないのと、なんと3点スイッチ！
この2つは改良してほしいですね。まあヴィンテージ仕様だからしょうがないのかな？
5点スイッチではないので、ハーフトーンの位置が止めづらくてイラつきました（苦笑）
鳴りがいいですね。音が素晴らしいです。歪みを多めにしたらちょっとハウリそうでしたが
クランチ、クリーンサウンドの音圧と音抜けはたまりません。さすがヴァンザント。
同じ価格帯のフェンダーのストラトよりストラトの音がしている印象を受けました。
ほしいですが買えません！（←いつもの事ですね 笑）