ヤマハ パシフィカ604W (YAMAHA PACIFICA 604W) | 開き直りの一期一会 ksgsntmのブログ

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PRSギター病にかかってましたが(笑)、同じPでも
ヤマハのパシフィカ604Wは探してました。
8年位前に中古屋でフェンダーUSAのストラトを購入した時、
一緒に試奏したのがパシフィカ604Wで、安いわりには
いい音していて、フェンダーに負けてないなという印象でした。
パーツもペグはUSAストラトと同じシュパーゼルで、
ブリッジはウィルキンソン。ロックペグにスムーズなアーミングで
音の狂いを最小限に抑えることができます。
発売当時はこの組み合わせのギターが多かった気がします。
パシフィカ312は昨年、激安で買って今でも使用頻度は高いです。
ピックアップやペグは交換しましたが、パシフィカは弾き易いんです。


で、なんと604Wを見つけましたので、お持ち帰りしました(笑)
なかなか最近見ないんです、これ。しかも安い!
今まで買ったギターの中でパーツの交換をしてないのは
これだけです。ただ、なぜか弦のテンションがちょっとキツく
弦高下げたり、アームのスプリングを調整したりしてますが、
なかなかうまくいかず。楽器屋にも相談してまして、見てもらう
事になりそうです。
これはリアはハムバッキングではなく、シングルコイルを2個
並べてるんですよね。店員さんに言われて気が付きました。
だから、タップの時、ちゃんとシングルの音が出るんだなと。


ヘッドのローラーテンションピンを取りましたが、
テンションはあまり変わらないですね。でも気持ち緩くなったかな?

312と604Wを並べました。


全然違いますね。この312はとても弾き易いんですが。

その604Wの音を録りました。
http://youtu.be/IoUpY7ng4SE
ピックアップのキャラクターの違い、ギターボリュームの
操作でかなり色々な音が出ます。これには驚きました。
ただしボリュームポットにコンデンサーが付いてたので
はずしました。ボリューム下げると音がチャキチャキしすぎるので。
テレキャスターじゃないんだから、コンデンサーなんていりませんよ(笑)
ハーフトーンがとにかく綺麗な音です。


ローランドのアンプとエフェクターはワウ、コンプ、ダイナドライブ、ST-2、
ディレイはショートでかけてますが、ギターのボリューム操作と
スイッチの切り替え、ピッキングだけで音が変わります。
市販品でこれはビックリです。

ちなみに色々なギターと弾き比べたんです。
現行のパシフィカ(右)。これは112Vって言うのかな?


見た目は同じように見えますが、全く音が違います。
まあパーツも木も違いますから当然ですね。
でも604Wの方が丁寧な作りで、音のキャラもハッキリしてます。
今はコストがかかるので同じようには作れませんし。


珍しい、パシフィカのJAPAN製。ワーモスネック付。
これは高いんです。
でも私の604Wと同じ音なんです(笑) もうそっくり。
木が違うのはわかりますが、ここまで同じだと
この値段はどうかな?と。

昨年USA製を弾きましたが、中古でも18万かな?
あれはディマジオのピックアップも付いて、見た目も
豪華な感じでしたが、私の312と変わらないなと(笑)


フジゲンの結構いいギター。
良かったんですが、ピックアップのキャラの
違いが604Wの方が全面に出てました。
同じセッティングで弾くと面白いです。
フジゲンらしい音というか、素直な感じです。



ESPのスナッパー。もうESPと名前が付いた時点で高い(笑)
これ新品だと40万位しますね。
ペグは同じシュパーゼル。ミニスイッチがハムのタップではなく、
リアとフロントのミックスだそうで、意味が良くわかりません(笑)
なぜそんな仕様なの?
このスナッパーもボリュームポットにコンデンサーが
付いてるようでボリュームを絞るとハイが上がります。
ん~悪くはないんですが、私には必要がないです。

もちろん、いい音でした。リアはダンカン、シングルコイルは
ESP製。キャラクターもハッキリして好みでした。
でもこの604Wが何本買えるんじゃいという値段(笑)

まあ色々弾いてきましたけど、604Wの音の良さというか
好みの音が1番出てました。色もブラウンサンバーストが渋く、
アンディ・ティモンズが使用しているアイバニーズのギターに
似てると勝手に思ってます(笑)
アーミングしても音はあまり狂いませんし(自分なりの調整はしてます)
あとはテンションの問題が解決すればなんですが。
これも人それぞれ感じ方が違いますから難しいですよね。
何度も書いてますが、やはりギターは奥が深い!