調子はいかがでしょうか!(^^)!
『海外直輸入のカリマーSF通販ショップ』店主の稲嶺(イナミネ)です♪
いつも当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます!
今回の記事ですが、私がブッシュクラフトに行った際、毎回行っている焚火の方法をご紹介させて頂きたいと思います。
焚火のやり方は無数にありますが、初心者だった私でも出来た方法なので、あなたもぜひ試してみてください
それでは早速いきます♪
目次
・ブッシュクラフトで使える!焚火を開始する前の下準備
・着火を簡単にする為のコツと着火後の流れ
・まとめ
ブッシュクラフトで使える!焚火を開始する前の下準備
ブッシュクラフトには絶対に不可欠である「焚火」ですが、知れば知るほどその奥の深さを感じますよね。
本やネットでもありとあらゆる方法がご紹介されていて、見てるととてもカッコよくて簡単そうに思えるのですが、実際に現場でやってみるとなかなかうまく行かないもんです。
私が初めてブッシュクラフトに行った時の火おこしですが、全く火を着ける事が出来ませんでした笑
というのも、火おこしの方法を何も知らないないままブッシュクラフトを始めたので、メタルマッチがあれば火が着くものだと思ってたんです。
その時は友人がライターを持っていたので助かりましたが、その失敗を機に次のキャンプへ向けて勉強し、なんとか二度目の火おこしは成功しました
これからご紹介する方法は、その時の私がキャンプ動画で学んだ方法です!
事前に用意しておく物は、メタルマッチとナイフのみで大丈夫です。
焚火の下準備その①
サイズ別に枝を分けていく
画像のような感じで、「細い・普通・太い」のサイズで分けておくと、着火してから簡単に火を育てていく事ができます。
サイズごとに分ける前の枝はこんな感じです。
葉っぱの部分も後で役に立ちますので残しておきます!
鉛筆ぐらいの細い枝は手でポキポキ折っていきます。
中サイズぐらいになると、しっかり乾燥していれば手で折れますが、湿っていたりすると手斧でやった方が早いです。
太さのイメージ的にはマッキーペンぐらいですかね?
枝の根本付近の太い部分ですが、ノコギリを使うかテコで折るかやりやすい方で大丈夫です。
私はテコで折りました!
枝の用意はこんな感じで終了です。
ちなみに、雨降りの時や前日が雨だった場合、乾燥した木を拾える事はほぼ無いと思います。
そんな湿った空間では、下の画像のような立ち枯れの木を探すといいです!
比較的乾燥していて、地面に落ちている枝のように水を吸っていないと思います。
焚火の下準備その②
穴を掘る
自分が焚火をしたい場所に穴を掘っていくのですが、その辺にある木の先端を斧で削れば簡単に掘れます。
穴のサイズですが、あなたがご用意する薪や枝がすっぽり収まる幅で、15cmほどの深さがあれば大丈夫です。
掘った土は山にして残しておきましょう。
焚火が終わったら元に戻せるようにする為と、風よけとしても活用出来ます。
穴掘りはこれで以上です。
焚火の下準備その③
焚火の土台を作る
後ほどご説明致しますが、掘った穴より少し長めの木を探してハの字に置きます。
太さは自分の二の腕ぐらいで大丈夫です。
その先端部分に、先ほどご用意した一番細い枝をガサッと乗せてください。
次に、枝の真下に葉っぱを敷いていきます。
次は、乾燥している木を薄く削って細かな木片を作ります。
雨の日はなかなか乾燥した木が見つからないので、キャンプに行く前に削り用としてご用意しておいた方がいいかも知れません。
割りばしでも全然大丈夫です!
削り出した木片を、葉っぱの上に集めて置きます。
これで焚火の下準備はOKです!
着火を簡単にする為のコツと着火後の流れ
ここからメタルマッチとナイフを使い着火の準備に入っていきます!
火を簡単につける為のコツですが、ナイフの背の部分でメタルマッチを削り、粉を出すのがポイントです!
同色で分かりにくいかも知れませんが、メタルマッチを削ると次の画像のように粉状にすることが出来るので、これを葉っぱの上に置いた木片にふりかけるイメージです。
この削り粉を落とさずに、メタルマッチを擦った際に出る火花だけで着火するのは結構難しいです。
麻ひもやチャークロスなどがあれば、メタルマッチの火花だけでも着火出来るかと思いますが、無い場合はメタルマッチの削り粉に引火させるのが一番簡単です。
少しわかりにくいかも知れませんが、削り粉に火花が引火すると火花の勢いが全然違います!
着火出来たらあとは勝手に燃え広がり、上に置いてある小枝に引火していきます。
次は、中サイズの枝を入り口を塞ぐイメージで立てかけるように置いていきます。
横から見るとこんな感じです。
中サイズの枝に燃え移ったら、あとは一番太い木を適当に足していけば焚火は安定していくと思います!
火が弱まったら、火吹き棒で空気を送れば火力を上げることが出来ます。
ハの字に置いた太い木の用途をご説明すると、主に2つの役割があります。
まず一つ目は、調理の際に焼き台替わりとなる事です。
幅を狭めたり広げたりすることで、色々なサイズの調理器具に対応できるのでとても便利です。
こんな感じで小さめのケトルでも置けますし、3つぐらい同時に調理器具を火に掛けることが出来て時短にも繋がります!
それと、焼き鳥の焼き台っぽくもできるので、枝に肉を刺してクルクル回しながら串焼きするのもおすすめですよ♪
穴を掘って焚火をしているので、太い木の幅を狭める事で横に空間が生まれ、空気の流れが遮断されずに燃え続けてくれます。
調理していない時でも、広げたり狭めたりする事で火力調整の役割も担ってくれるんですよ
二つ目の役割ですが、火種を長時間確保できるという点です。
焼き台として使えるこの太い木ですが、木の裏側は炭のようにゆっくり燃えているので、たとえ焚火が消えてしまったとしてもすぐに復活させられます!
また一から下準備をやり直すのも結構手間が掛かりますので、火種が残っていてくれるのはとても嬉しいですよね
こんな感じで、焚火の上に置く太い木はとても有効活用出来ます♪
あなたもぜひお試しください!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、私がブッシュクラフトを行う際の焚火の流れについて一通りご紹介させて頂きました。
冒頭で申し上げたように、焚火のやり方は無数にありますし、自分のやりたいようにやるというのが一番だと思います(^^)
役に立ちそうな知識は取り入れ、あなたのオリジナリティーでブッシュクラフトを謳歌していきましょう