禅というインテリジェンス。
光琳の燕子花図屏風を、
江戸時代にリコメンした、酒井抱一の傑作。
夏秋草図屏風。
光琳の風神雷神図屏風の裏に描かれている。
禅の美意識である、超シンプル。
この寂びたコンポジションに、
言い尽くせぬインテリジェンスを感じるのが、
日本人の知的な感性。
これは、「知」の形成プロセスに、
「禅」という宗派が、大いに関係していた、
ということだろう。
シンプルさが、知的で美しい。_のではなく、
そういうシンプルさを、良しとした、禅宗一派が、
この国の知性形成の、動脈を握っていた。_ということかと。
ただし、国民がオーガニックな感覚で、
その宗派を支持したのは、
ナチュラルに無常感を、愛する風習が、
宗派普及の数万年前から、あったから、_だろう。
日経おとなの OFF (オフ) 2012年 06月号 [雑誌]

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