川崎フロンターレに学ぶ。
新潟のTV局に勤める、高校時代からの友が、
キー局で会合があるから上京し、ついでに我が家に寄ってくれた。
最近の仕事などを紹介し、
今、面白いと思っていることなどを、話す。
その中で、教えてもらって、感心したのが、ドアラ的ともいえる、
「川崎フロンターレ 」の独自なプロモーション。
3つの話を聞いたが、どれも、面白く、かつ
大いに、参考になるものだった。
●天体戦士サンレッドとのコラボレーション企画。
TVK神奈川でOA中の、同じ川崎を舞台 にしている、
「天体戦士サンレッド 」と共同戦線をはり、
フロンターレの選手や社長を出演させる番外アニメを作ったり、
フロンターレの新体制発表会にヴァンプ将軍に出てもらったり、、
(詳細、コチラ )、、してる。
同じ地元「川崎」なんだから、協力しようよ、という軽さと、
それを本当にやる、マジさが良いです。
●新潟アルビレックスとのアウェー戦を応援しに行く
貸し切り新幹線と、燕三条付近での、沿線プチイベント。
アウェーで続く連敗を、逆に、盛り上げに活用するべく、
上越新幹線に、貸し切り車輌をもうけ、車内から応援気分を高め、
まもなく、新潟に着くという、燕三条を数キロ過ぎた、
田んぼの真ん中で、
という、クスグリを、セッティング。
(詳細は、コチラの参加者のブログ と、
コチラの、参加者の車内ムービー 。車内アナウンスまで駆使!)
これも、素晴らしいと、思いました。
●FC東京戦を盛り上げる、多摩川を船で渡るイベント。
川崎から東京にいくさを挑みに行く、というので、
わざわざ、多摩川を舟で越える 、、イベント。。
くだらない、、けど、いかにも、スポーツ新聞が取り上げてくれそう。
これら、の、どれも、「メディア・クリエィティブ」、、というか、
工夫しだいで、地元の話題喚起や、ファンの気分の盛り上げは、
いかようにも、可能だという、好例だと思います。
川崎市民の注目を、川崎フロンターレに集めるのには、
別に、TVスポットの投下とか、大予算をかけることじゃなくて、
楽しいノリと、面白い知恵で、出来ることは、いろいろある。
要するに、「楽しまれて、愛されて、参加してもらう」、ということ。
そのために、何をしたら良いか、真剣に考えて、実施する。
広告屋として、学ぶべきところが、多々あり、
長くなりましたが、忘れない内に、ログっておこうと、思いました。