リアリティというのは、現実の参照ではなく、
リアリティというのは、本当の「現実」の参照ではなく、
「演出された現実」の参照である。
なぜなら、人々にリアリティを感じさせる、
表現の「文法」は、
「現実」ではなく、「演出された現実」を
リファレンスにしているから。
(という話を、先週、友人F氏と、飲みながらしました。
この辺の演出論の端的な例は、パト2、でしょう。
押井氏いわく、
「事件の映像は、TV画面越しに見た方が、リアリティがある。
なぜなら、普通の人は、事件の現場にいあわすことよりも、
TVで事件を見ることを、はるかに、多く経験するから。」)