
久しぶりにいつもの原生林へ行って来ました。(10/11)
7月の予定が豪雨のために中止になって、鳥が少ないため調査のない真夏をはさんでいたので、実に4ヶ月ぶりです。
あいにく前夜から雨が降り続き、調査が終了する1時間ほど前まで降りました。
そのためか調査地では鳥は非常に少なく、途中で40羽ほどのカラ類・エナガ・キバシリなどの混軍に会ったのが目立ったところでした。冬鳥もまだ少ないです。
いっぱいあったのはキノコ。
雨に濡れみずみずしく艶やかなキノコがたくさんあって、おとぎの世界のような可愛い姿を堪能してきました。ただし、名前を知らないものがほとんどです。(笑)



ベニタケの仲間


ホウライタケの一種? ちっちゃいです。


サンコタケ

シロキクラゲ




ズキンタケ

ベニタケの仲間幼菌?
まるでサンゴのかんざしのようと言ったら、同行の友人が「サクランボにしか見えんな」
確かにそうも見えるけど、せっかくロマンチックにまとめてるのに、ちょっと食い気に走りすぎとちゃいますか?(笑)

サルノコシカケの仲間

キララタケ

ナラ枯れで枯れてしまったミズナラの木に、ナラタケがいっぱい。自然の循環です。
こんな木がたくさんありました。
キノコはほかにもいっぱいあったのですが、残念ながらすべてをご紹介することはできません。
かなり荒れてしまっているこの森ですが、キノコは元気なようです。

コケにもきれいな胞子がいっぱいついていました。

クリもあるところにはたくさんあるが、全体に木の実の成り具合が悪いようです。
木の実をエサにする動物には厳しい実りの秋のようです。

ハマキムシ? それにしてもすごい数。この木の半分くらいの葉が、こんな状態でした。
調査が終わり、峠ではタカの渡りを観察しました。
ツミ、ノスリといったタカや、カケスが渡って行きました。また、少しですがマヒワなどの冬鳥が渡って来ていました。
次回の10月末には冬鳥も出揃ってくると期待したいです。