昨年くらいからでしょうか、ジワジワと革ジャンに対する
モチベーションがお客様の中にも広がっているのを感じます。
それも従来通りのタイトでハードなだけではない在り方で。
2021年のバックラッシュのコレクションにおいては
避けては通れないのがこちらの作品になります。
" JPNWS "
日本人がつくる革を、
日本人のデザイナーがデザインし、
日本の確固たるモノづくりの結晶として
世界に発信する。
バリエーションの広いラインナップの中でも
まずはこれを見て頂きたい、
そんな気持ちも含めてセレクトした作品です。
ジャパンショルダー製品染め - ダブルライダースジャケット
[ Jacket ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH DOUBLE BREASTED JACKET/DOUBLE-SHOULDER OBJECT DYED
Price / ¥264,000 - (in tax)
Size / L (*Fitting;L)
Color / Black
Material / JP-Shoulder (Cow Leather)
ダブルライダースのクラシックデザインに則り、
長く愛着を持てるシンプルなデザインに仕上げています。
スタンダードの強みが活きたデザインは
ブランドが拘る革づくりや加工のプロセスによって生まれる
作品の"表情や雰囲気"が落とし込まれ一つのオリジナリティとなります。
LOOMでもダブルライダースはまずバックラッシュで、
となるほどに高く信頼を寄せている部分になります。
よりスタンダードに、多方面のファッション性にリンク出来るような
バランスの良いシルエットを追求しています。
最近は着丈の長いモノばかりではなく、
むしろ以前よりは洋服のベースの長さが少しだけ
短くなっているので革ジャンもそれに合うバランスにしています。
中立のバランス感となっているので
合わせる洋服の丈の長さだけでなく、
パンツの太さや股上の深さなども
多岐に渡ってマッチングするベストバランスとなります。
168cm / 50kg 着用サイズ L
ビチビチに身体に密着するタイトフィットではなく、
掴めば結構余りが出るくらいのサイジングです。
細身ベースなのでオーバーサイズにはなりませんが、
従来のハードに作り込んだスタイルではなく、
ザクっと羽織る感覚的な軽さを意識すると
革ジャンの雰囲気にもまた変化が生まれるのではないでしょうか。
レザーは作品名からも分かるように国産のダブルショルダーです。
これぞバックラッシュと言える荒々しい雰囲気があり、
作品の制作過程を全て日本で行う、という考えのもと、
デザイナー、タンナー(革の工場)が協力して生み出した素材です。
(ジャパンダブルショルダー製品染め)
・野性味のある素材感と無骨なデザイン製を活かす製品染め仕上げ
・トラ皺やシボ感の強い革質で肉厚で堅牢度の高さも◎
・オイルを豊潤に含み、経年変化では色艶だけでなく柔軟性も向上
・着続けることで着用者の身体のカタチに馴染み、唯一のカタチに変化
個人的な主観も混じりますが、
ジャパンショルダーの魅力は何と言っても
深く刻まれたトラ皺の表情にあると思います。
またこの荒々しい表情は牛一頭ごとの個体差で
大きく変わるので安定供給が難しいのですが、
そこは日本人の細かく丁寧にモノを見る気質によって
厳しく選別しているので毎シーズン、安定して
魅力のある素材を提供してくれます。
勿論、一頭ごとの個性ですので完全に同一ではありませんし、
その"違い"を楽しめるようにしっかりとコントロールされています。
そもそもにそこまで大量に作って売られるモノではないからこそ、
こういった繊細に気をかけた仕事が出来るのですが、
国産タンナーのレザーにはそういった部分で
海外産よりも秀でた一面を感じられます。
どっちが良いか、という話ではありませんが、
イタリーショルダーがある中で敢えてジャパンショルダーを
推すのは自分たちが日本を拠点に発信をしているから、
という理由もあります。
大きく成長した牛の皮膚は分厚く頑丈です。
その中でも特に発達した筋肉がある肩周りの
革には独特の荒々しいテクスチャーがみられます。
左右両肩の繋がった大きなサイズから裁断をする為、
レザージャケットは全体的に隈なく、
トラ皺のある荒々しさを纏い、オーソドックスな
ライダースのデザインと素材感の相乗効果が生まれます。
下地のまま洋服のカタチに縫ってから
いくつかの個体を大型の樽状の機器に入れて
染色液に浸しながら回転を加えて黒く染めています。
樽の中で個体同士がぶつかり合いながら染めることで
ただ色が入るだけでなく、特有のウネリやアタリのある
ビンテージ感の強い表情が生まれます。
一般的に水に濡れてはいけないと言われる革ですが、
制作のプロセス上、一度濡れているので
自分の場合はあまり気にせず雨の日なんかでも着用します。
製品染めの革はとにかく経年変化が面白いですし、
着用者それぞれの着てきた証が記録されて
作品は持ち主それぞれの大切な相棒へと成長していくものと捉えています。
所謂、アメリカンタイプになる男らしくシンプルなデザイン。
機能性を追求したディティールはファスナーやベルトなど
金属の質感の主張もデザインの一環として際立ちます。
染めた時に革の収縮が起こり、
ファスナーの周囲には大きくウネリが生じます。
エクセラファスナーはこれくらい強くウネリが出ても
比較的開け閉めがなめらかに感じられます。
細部にもMADE IN JAPANの拘りが感じられます。
以前はSやMをベースにセレクトしていましたが、
もう少しリラックスして着用が出来るようにLをベースにしています。
以下より細身のパンツで合わせたイメージです。
[ Jacket ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH DOUBLE BREASTED JACKET/DOUBLE-SHOULDER OBJECT DYED
Price / ¥264,000 - (in tax)
Size / L (*Fitting;L)
Color / Black
Material / JP-Shoulder (Cow Leather)
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▶STOCK LIST.
Isamu Katayama Backlash ( https://loom-osaka.com/collections/isamu-katayama-backlash )
[ Jacket ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH DOUBLE BREASTED JACKET/DOUBLE-SHOULDER OBJECT DYED
Price / ¥264,000 - (in tax)
Size / L (*Fitting;L)
Color / Black
Material / JP-Shoulder (Cow Leather)
是非、ご検討下さいませ。
それでは本日はこの辺りで失礼致します。
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▶STOCK LIST.
WINTER SALE ( https://loom-osaka.com/collections/sale-outlet )
1月31日までの約一か月間はWINTER SALEを開催致します。
メーカーの意向によっては掲載していない作品も御座いますので
気になるモノが御座いましたら、お問合せ下さいませ。
※※12月納品の新作、別注アイテムは対象外になります。
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UNISEX / WOMENS
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