自分たちのファッションは何系だとかいったカテゴライズがしにくいモノだと思います。
特に最近は黒以外にも色を入れたり、太かったり、細かったり、、、。
多様なファッション性を展開する中で "ブレない部分" として大切に考えているのが
【 足元=靴 】です。
靴自体の造形感が好きだという単純な理由もありますが、
服装の雰囲気を決定的に左右する靴の存在は
自分たちのファッションを語る上でもとても重要です。
今回紹介するA1923の靴は毎回の事ですが、
一足ごとの唯一無二感が凄まく、圧巻の一言に尽きます。
デザイナーであるSimoneの感覚的なモノづくりのスタンスは
はっきりと言えば日本のビジネススタイルとの相性は良くありません。
良くも悪くもマイペース、型にはまらない自由さには困らされることもあります(笑)
ですが、A1923の靴には彼にしか作ることが出来ない造形美、
一足ごとの個性的な魅力があり、不思議な中毒性があります。
一人の人間から滲み出るセンスがそのままカタチになったような靴です。
レザーの表情も狙ってやっているのか、偶然なのか、、、というような
模倣の難しいこのブランド特有の質感に仕上げています。
"DO NOT HANDLE WITH CARE (ケアをするな) "
凄いブランドですよね。
自信をもって届けられた靴たちです。
我々も格好良い靴として自信をもってお奨め致します。
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新作は今夜、公開を開始致します。
※A1923の作品はブランドの意向で販売価格を表示しておりません。
(ウェブストアのシステム上、\0という表示になっています。)
販売価格や通販のお申し込みはお手数ですが、
下記よりお問合せ下さいませ。
TEL : 06-6534-1630
E-MAIL : info@loom-osaka.com
クラシカルな短靴やレースアップブーツの洗練された造形のイメージが強かったので
余計に印象強いのがこちらのオフカジュアル使用のレースアップブーツです。
[ Boots ]
A DICIANNOVEVENTITRE A1923 Norwegian Laced Boots / Cavallo Stuoia
Price / \Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size / 42
Color / Nero
Material / Cavallo Stuois (Horse Leather)
この手のボリュームのある足元のスタイルは昨シーズンから提案を始めていましたが、
今年はより取り入れがしやすい環境が出来上がってくるのでは、と感じています。
マウンテンブーツ、ハイキングブーツの流れにありますが、山用を街で履くのではなく、
あくまでもその要素をファッションに変換してデザインに落とし込んでいるので
造形的なフォルムの良さは損なわれていません。
世間一般にはスニーカーブームの流れがまだ少し残っているので
ブーツは一部マニアックな人が楽しむ傾向があるかもしれませんが、
このブーツはハンドメイドのレザーブーツの格好良さを活かしつつも、
バキバキに決めきらない、カジュアルさを漂わせています。
少しボテっとしたようにも見せるラウンドシェイプ。
これに関しては履いていただかないと伝えきれない魅力で溢れています。
置いているだけ格好良いタイトシェイプのロングブーツも好きですが、
こういったある種の"ダサ格好良さ"のような味わいは今までになく新鮮でもあります。
ソールは見るからに堅牢なステッチワークで重厚な作り込みに。
水の侵入を防ぐ仕様でこの厚みのあるアウトソールが前述のような
この靴独特のフォルムの魅力をより魅力的に見せています。
細かなパーツを除いてアッパー本体は一枚仕立てになります。
革で丸ごと足を包んだような構造となります。
重厚な外見に対して着用感はそこまでヘビーではなく、
カジュアルシューズとしての履きやすさを備えています。
素材は軽さが際立つイタリーホースの艶消し仕上げを採用。
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続いて紹介するのが同型の素材違い、イタリーホースのオイル仕上げになります。
乳白色に絶妙に焼け感やダスト感を与えた革の風合いはSimoneにしか出来ない表現となります。
こちらも黒の艶消しと同様、外見よりも軽く、穿きやすい仕上がりとなります。
[ Boots ]
A DICIANNOVEVENTITRE A1923 Norwegian Laced Boots / Cavallo Oilo
Price / \Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size / 42
Color / Bianco
Material / Cavallo Olio (Horse Leather)
A1923では手づくりの製作の過程で製品に偶然付着したりする
染料などの痕跡もすべて作品の風合いとなっています。
純白ではなく少し生成りがかった色合いと全体的にくすんだ雰囲気は
わざとらしさが皆無で白いレザーをこの上なく自然に取り入れて頂けます。
足首のフィット感を良くする為のシュータンは
ボリュームがあり、デザイン的な存在感も抜群です。
折り込みによって開閉する履き入れ口は
紐を閉めると足首の締まったスマートなフォルムに、
開けることでボリュームのあるフォルムとなります。
足元を変えていくとスタイリングにまた新しい選択肢が生まれます。
今春のスタイル提案に対して充て込みを考えてセレクトした作品ですので
今後入荷の続くブランドや、先日納品のあったsosnovskaのような
各自で世界観を確立した洋服とのマッチングがとても楽しみな一足となります。
ボリュームがありますが、一枚の革を手で吊り込んで成形したフォルムは
無骨さの中にもこのブランド特有の革の色気があります。
黒い服を長く着ていると決め込むのは簡単に出来ても
上手い具合に雰囲気を崩していくことが難しくなります。
服装のパターンを増やそうにも増やせない、そういった閉塞感を突破する
強力なインパクトがあるのでこちらの色合いも一度お試し頂きたいと思います。
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LUCIDO / 磨き上げたコードバンレザー。
表記上、Nero(黒)と称されていますが、
繊維質が複雑で染まりにくい革の性質を活かした
独特の色斑で生々しさを際立たせています。
A1923のクラシックと呼べるフォルムは毎回すこぶる好評です。
こちらは前回即完売したモデルの6Hole仕様になります。
[ Boots ]
A DICIANNOVEVENTITRE A1923 Lace Up Boots 6Hole / Cordovano
Price / \Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size / 42
Color / Nero Lucido
Material / Cordovano (Horse Leather)
革の下地のヌメ色を残しつつ斑っぽく黒みを纏った色合い。
染まりきらず出た色ムラは普通であれば汚く見えそうなモノですが、
艶めかしいコードバンの表情が相まって汚いのに綺麗な(?)A1923らしい質感となります。
天然の素材に他ならない個性、それがレザーの魅力です。
個体差もすべて一つの作品の魅力となります。
造形センスの良さ、これだけはそう真似出来るモノではありません。
このブーツもデザイン自体はシンプルな編み上げブーツですが、
ボリュームの緩急、削ぐべき部分は徹底的に削ぎ、ボリュームを出すべき部分はちゃんと出す。
正解、不正解はない問題ですが、A1923はこのバランスそのものがブランドの真髄ともいえ、
確実に人を魅了するカタチとして出来上がっています。
コードバンは繊維の詰まりも桁違いで単純に硬い革とはまた違った意味で
履き込みにハードさを感じる革かもしれません。
穿きにくさやストレスはないですが、しっかりと足に馴染んで柔らかな皺を
作るのには他のホースレザーよりも少し時間が掛かるかもしれません。
このブーツの100%の状態、履いていく中で深まる魅力、見てみたいモノです。
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先程の6ホールと同様にくびれの美しさに定評のあるクラシック的なモデル。
カンガルーレザーは見た雰囲気がガサッとしていて無骨な質感ですが、
軽く、柔らかで最初からストレスのない着用が可能なマテリアルです。
[ Boots ]
A DICIANNOVEVENTITRE A1923 Lace Up Boots 4Hole / CANGURO
Price / \Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size / 42
Color / Nero
Material / Canguro (kangaroo Leather)
大きく脈打つような皺の成形が特徴的な作品です。
ただ、荒々しいだけではなくどことなく色気や品の良さが漂います。
短靴よりも高く、レギュラーのブーツよりも低い、
絶妙なバランスのアンクル丈はパンツの丈感が
幅広くなっている今、合わせやすいバランスになります。
トップのカッティングは一見すると大胆に見えますが、
パンツを合わせた時にこのデザインの効き目が表れます。
外装的なごちゃごちゃとしたものは一切ありませんが、
靴のカタチを構成する上で必要最低限の線、一本ずつが描く曲線、直線、
それらをバランス良く配置することでデザインとして完成度の高いモノへと昇華しています。
ボリューム感とシャープさを共有したフォルムです。
コバはやや外側に出しつつもステッチラインギリギリの絶妙なバランスにしています。
レースアップブーツの格好良さとして欠かせないゴツみを出しつつも、
ドレスにも劣らない品の良さがあり、靴のフォルム自体から独特の色気を感じます。
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▶ STOCK LIST
A1923 A DICIANNOVEVENTITRE ( http://loom-osaka.com/shopbrand/dc8/ )
以下よりワイドパンツで合わせたイメージを掲載致します。
(Pants / Sosnovska , B Yohji Yamamoto )
[ Boots ]
A DICIANNOVEVENTITRE A1923 Norwegian Laced Boots / Cavallo Stuoia
Price / \Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size / 42
Color / Nero
Material / Cavallo Stuois (Horse Leather)
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[ Boots ]
A DICIANNOVEVENTITRE A1923 Norwegian Laced Boots / Cavallo Oilo
Price / \Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size / 42
Color / Bianco
Material / Cavallo Olio (Horse Leather)
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[ Boots ]
A DICIANNOVEVENTITRE A1923 Lace Up Boots 6Hole / Cordovano
Price / \Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size / 42
Color / Nero Lucido
Material / Cordovano (Horse Leather)
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[ Boots ]
A DICIANNOVEVENTITRE A1923 Lace Up Boots 4Hole / CANGURO
Price / \Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size / 42
Color / Nero
Material / Canguro (kangaroo Leather)
インポートのハンドメイドシューズが充実しています。
これからSSシーズンの洋服を合わせるのが楽しみです。
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(イベントのお知らせ)
ierib 2020F/W Store Exchibition.
日時 : 2020年2月8(土), 9日(日) ※両日とも正午12:00~20:00
場所 : LOOM OSAKA 大阪市西区北堀江1-14-21 1F
お問合せは下記までお願い致します。
TEL : 06-6534-1630
E-MAIL : info@loom-osaka.com
先日のパリのファッションウィークで発表された20AWのサンプルをご覧頂けます。
両日ともにieribデザイナー田中氏をお招きし、展時作品について
作り手からの直の言葉で魅力をお伝え致します。
このイベント中では20FWの予約オーダーなども承ります。
またこの機会にオーダーを頂いたお客様にはノベルティをご用意しております。
是非ご検討下さいませ。
それでは本日はこの辺りで失礼致します。
LOOM OSAKA
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