ierib One Shoulder Bag / Nicolas & Bull | LOOM OSAKA

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今月半ばにして、店頭ではドッと押し寄せる様に入荷ラッシュとなっております。
なるべくクイックにWEB STOREでも新作の公開並びに販売開始が出来る様にと、

現在も懸命に撮影や商品ページの作成を行っておりますが、

やはり当店では抜かりなく、一つ一つの作品をしっかりと丁寧にご紹介して参りたい考えですので、
幾分かお時間頂いてしまいます事、ご理解ご容赦頂けましたら幸いです。

 

さて、そんな中でも本日はieribから新型となるワンショルダー・タイプのバッグを公開する準備が整いましたので、
早速ご紹介をさせて頂きたいと思います。


L to R :

[ Bag ]
ierib One Shoulder Bag with Harness Belt / Shrunken Rough Bull
Price / ¥Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size /   Free
Color / Black
Material / Shurunken Rough Bull

 

[ Bag ]
ierib One Shoulder Bag with Harness Belt / Nicolas Italy Vachetta
Price / ¥Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size /   Free
Color / Black
Material /  Nicolas Italy Vachetta

-


[ Bag ]
ierib One Shoulder Bag with Harness Belt / Nicolas Italy Vachetta
Price / ¥Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size /   Free
Color / Black
Material /  Nicolas Italy Vachetta

 


先ずは、LOOM OSAKA 別注革指定となる、"Nicolas" を採用したタイプです。

- Nicolas Italy Vachetta -
イタリアはトスカーナ地方に伝統的に伝わる、ミモザの樹皮から抽出されたタンニンエキスを用いて原皮を鞣す、

独自のフルベジタブル・タンニン鞣し。

原皮をタンニンエキスに漬け込み、じっくりと時間を掛けて革の芯まで浸透させる事で、

堅牢且つ、柔軟性を兼ね備えた革素材へと生成させています。
 

また、タンニン鞣しの際に天然由来のオイルも潤沢に染み込ませていますので、

製品を使込む事で、染込んだオイルが革の繊維内を移動して、表面の色味が変わり行くプルアップ効果が表れます。
一般的にオイル・レザーと呼ばれるものよりもオイルが多く含まれ、革の表面を指先で押すと、じわっと革の繊維から浮き出て、

繊維に沿って美しいラインが浮かび上がり、絶妙な艶感をもたらせてくれます。


更に、表面である銀面をファイル・ペーパーで擦る事で、革が光を吸い込む様な、鋭い鈍さを持つマットな表情に仕上げられています。

 

これは、当店がieribに対して、ブランドの代名詞的なレザーであるワックス・ホースバットの剛健で屈強なイメージとは対極にある、
GUIDI社のFIORE (OIL CALF LEATHER)の様な革素材で作品を制作して欲しいと、18SSから試みているシリーズとなります。

経年での変化=エイジングを愉しむ事が出来るレザーは、その他の、最初から完成された様な表情を持つレザーと違い、
使込めば使込む程に、徐々に徐々にその表情は独特の艶味と色濃さを増して行き、
所有者はその成長過程を見守り、育て上げる事が出来る醍醐味を持ちます。



後述でご紹介のBull Leatherのタイプと同形状のモデルとなりますが、
ワンショルダーのストラップと、ウェスト部をホールドしてくれるハーネス・ベルトがボディ本体から連なる様に付属しています。
日本では、所謂ボディ・バッグと呼称される様な、身体にフィットさせてホールド感を持たせたバッグの類ですが、
ierib独自の立体構造を持ったデザイン性と機能性を兼ね備えた作品となっております。



フロント面には大きな湾曲を描く様に、ジップ・ファスナーが取付けられたメインポケットが一つ。
バッグを背負って、そのまま前にスライドして回り込ませた時に、ストレス無くスムーズにジップの開閉が出来る仕様。
収納容量も大きく、男性の携帯品一式(財布、スマホ、煙草類 etc..,)やペットボトルを入れても未だ余裕が有るサイジング。
この余裕あるボリュームが、荷物を入れてもバッグ自体のデザインを損ねずに装用出来るポイントになっています。



本作では、ieribの作品に共通して施工されている、アンティーク加工の真鍮プルパーツも新型にバージョンアップされています。
縦長の棒状で、より抓み易い引き手となり、より滑らかにスムーズにファスナーの開閉を約束してくれます。
プルパーツには、さりげなくブランドネームも刻印され、駒の目の色がランダムに異なるファスナーと共に、

このジップパーツだけでieribの作品と分かる仕様になっています。
※プルパーツのアンティーク加工も、デザイナーが一つ一つ加工を施した物になります。



バッグの裏面、背負った時には表面となるショルダー・ストラップ面ですが、
メインのたすき掛けとなるストラップ・パーツと、ウェストをホールドするハーネス・パーツの2本からなるベルト。
其々のベルト丈はかなり長めに設定されていますので、任意でしっかりとタイトに締まる様に調整する事が出来ます。



バッグ本体の表面は指で触れて、革の艶味を増して行く様が表れて行きますが、
裏面は背負う事で、背中で擦れてアタリの様に変化して行く箇所が表れて行きます。



ショルダー・ストラップを連結させる、独自の腐食加工をを施したコブラバックル・タイプの金属パーツも
本作をよりアンティーク感漂う作風へと魅せる一端を担っています。
ミルスペックやプロスペックに準拠する、過酷な環境下でも対応する耐久性と軽量性に優れたロック・パーツ。
片手で簡易に脱着する事が出来、日常生活では先ず、不意に緩んだり外れたり、破損する事は無いです。



ウェストをホールドさせるハーネスベルトは、接着せずに、敢えて垂らして魅せるスタイリングも良いかも知れませんね。



革素材の説明の際にも記述した通り、光を吸い込む様に鋭く鈍く佇む革の表情は独特で、
これから所有者がどの様に表情を変化させて行くのか、非常に愉しみになる"Nicolas"を採用した作品です。


装着例 -


 

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[ Bag ]
ierib One Shoulder Bag with Harness Belt / Shrunken Rough Bull
Price / ¥Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size /   Free
Color / Black
Material / Shurunken Rough Bull

続いては、ここ最近ではieribの代名詞的レザーであるワックス・ホースバットと双璧を成す様に、その認知が高まりつつある、
"Bull" を採用したタイプです。

 

- Shurunken Rough Bull -
去勢をせずに生殖機能をもったまま成長した雄牛の、剛健で荒々しい強烈なシボのある皮膚感を持つ革質。

まるで恐竜の皮膚や鱗の様な野性味溢れる独特の表情や風合いを持った原皮の表情を、
ierib独自のオイル浸透や、収縮加工を施して手を加えるプロセスを踏んで、革繊維そのものを解す様にし、
驚く程に柔軟性を持たせた、見た目と実際の感触が真逆となる革素材です。

使込む事で、この特徴的な大振りのシボの一つ一つが深い艶味を帯びて行き、美しい陰影感が現れます。
当初はマットで落ち着いた大人しい色味を持つ黒ですが、徐々に徐々に、経年変化で味わい深い濃淡が生まれます。

ある意味、一番意外性の有る変化をもたらすエイジングが愉しめるレザーと云えるかも知れません。



真正面からボディ本体を捉えたショットですが、一つ一つのシボ感が強烈に目に映り込んで来ます。
この野性味溢れる雄々しい革の表情を最大限活かす様に、無暗に裁断パーツを細かくせずに、最小限のパーツで構成された造り。



側面からは、本作がバッグとして充分にマチを設けて造形されている事が良く分かるかと思います。

所謂この手のボディバッグはデザイン性重視で薄く平たい物が多く、見た目程に収納出来ない物が多かったりしますが、
バッグの中に収納する荷物の形状を気にする事無く、ガシガシ入れ込める様な立体的な造りとなっています。



撮影時の光の照射が当っている部分とそうでない部分、本作のブルの革素材が持つ独特のシボ感が
より一層にそのコントラストを強調させ、存在感が強過ぎる位に、主張してくれます。



ここまで接写すると、かなり立体的で強烈なシボ感を強調した革の加工だと云う事が分かります...。
レザーが好きな方の中でも、此処まで圧倒的な存在感を放つレザーを手にされた方は少ないのでは無いでしょうか。



アンティーク加工が施された新型のプルパーツは、こちらのブルレザーのタイプとも非常に相性が良く、
全体として統一感が纏まった作風へと仕上げられています。



ワンショルダーのストラップ・ベルトの先端やハトメにも、同様にアンティーク加工が施された真鍮パーツを採用。
これがもし、煌びやかなニッケルパーツだった場合、確実に雰囲気が変わってしまうでしょうし、
やはりieribの作品は、アンティークやヴィンテージと云った経年を感じさせる風合いや雰囲気が漂う作風であって欲しいと思います。






背中にフィットするボディ本体の裏面にも、小さなジップポケットが配備されています。
メインポケットとは貫通せずに、丁度スマートフォンが挿入出来る程の大きさとなっています。



頻繁に収納と取出しを繰返す携帯品、スマートフォンやミニウォレット、カードケース等を入れるポケットとして有効的かも知れません。
こちらもジップファスナーを斜めに取付ける事で、背負ったバッグをそのまま前に回り込ませた際に、

片手でスムーズに滑らかにジップの開閉が出来る様に設計されています。
この絶妙なジップの取り付けの角度は、本当に良く考えられているなと、今回一番感心した点でも有ります。



19SS PREのアイテムであるバックル・ベルトにも採用されていた、コブラバックル・タイプの金属パーツ。
ここ最近は各ブランドが様々なアイテムに採用しているので、よく見掛ける様になりましたが、
強度を損ねずにアンティーク加工を施して、ブランドの独自性を発揮させているのはieribが唯一の様に思います。



各金属パーツにも同様に腐食加工を施し、全体のアンティーク感の雰囲気の統一感を図っています。



より男性的で強烈な存在感を持つブルレザーは、ある意味、最もieribらしいブランド・イメージに適った表情を持つ素材かも知れません。
しかし、所有者それぞれで様々な印象に変える事が出来る素材とも云え、奥深い革の表情の変化が愉しめる素材とも云えるかと思います。



装着例 -

 

 

本日ご紹介させて頂きましたのは下記のITEMとなっています。



[ Bag ]
ierib One Shoulder Bag with Harness Belt / Nicolas Italy Vachetta
Price / ¥Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size /   Free
Color / Black
Material /  Nicolas Italy Vachetta



[ Bag ]
ierib One Shoulder Bag with Harness Belt / Shrunken Rough Bull
Price / ¥Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size /   Free
Color / Black
Material / Shurunken Rough Bull




 

 

 

是非、ご参考にご検討下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。


冒頭でも述べた通り、実店舗の店頭では各ブランドから続々と新作が入荷して来ております。
週末、お時間ご都合宜しければ、一足先にお手に取ってご覧頂ければと存じます。
是非、ご来店をお待ち致しております。

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のアカウントにて、オフィシャルに先駆けて新作をチラ見せして行きますので、お愉しみにご覧下さいませ。

 

 

*Winter Sale (1月末日まで開催致します。)

 

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