昨日までの三連休は沢山の顧客様にご来店頂き、本当に有難うございました。
特に顧客様同士で輪が繋がり拡がって行く様をお見掛けするのは、私達も大変嬉しい光景でした。
さて、その顧客様との話題の中でも特に多く登場したボトム、
Marc Point exclusive Cargo Pocket Trousers with Suspender Detail
をメインとしたスタイリング例をご用意致しましたので、是非ご紹介をさせて下さい。
[ Pants ]
Marc Point exclusive Cargo Pocket Trousers with Suspender Detail
Price / ¥51,732 - (in tax)
Size / 44, 46
Color / Black
Material / Cotton Moleskin
[ Shirt ]
LUMEN ET UMBRA VIRGIN WOOL BIAS BUTTON SHIRT / RIP STOP
Price / ¥55,650 - (in tax)
Size / 44
Color / Black
Material / Wool Rip-Stop
[ Cap ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH HERRINGBONE STRIPE CASQUETTE
Price / ¥14,040 - (in tax)
Size / L (Free Size)
Color / Black Stripe
Material / Wool, Cotton, etc..,
[ Shoes ]
DIMISSIANOS & MILLER derby classic #374
Price / ¥168,480 - (in tax)
Size / 41, 42
Color / Black
Material / Horse Culatta Leather
モデル体型 : 174cm / 58kg
和洋折衷と云いましょうか、異なる素材や表現方法を以ってしても
アルチザナルな技巧技法や立体裁断を採り入れたデザインに共通項を見出し、
違和感無く、スタイリングを組む事が出来た組合せになります。
それでは、メインとなるMarc PointのCargo Pantsからご紹介を進めて参ります。
[ Pants ]
Marc Point exclusive Cargo Pocket Trousers with Suspender Detail
Price / ¥51,732 - (in tax)
Size / 44, 46
Color / Black
Material / Cotton Moleskin
昨季18SSでも大好評を博して即完売となっていた本作ですが、別注製作による再入荷となります。
18SSでは他ブランドからもサスペンダーやカーゴ・ポケットのディティール等、
ワーカーやファーマー・スタイルのボトムスが数多く発表されていましたが、
取分け、このMarc Pointの物は、シルエットや素材感、他のアイテムとの組合せ易さがスバ抜けて良作と云えます。
すっきりと脚が細く見えるテーパード・シルエットをベースとしており、
股上をやや深めに、腿から膝、脛、裾へとツイストさせながら、徐々に肉を削る様にシェイプさせています。
また、左右のカーゴ・ポケットの配置をずらしたアシンメトリーなデザインであったり、
フロントのストラップ・フックのデイティールであったりと、随所に拘りを感じる作品になっています。
今回は裾をロールアップして、D&Mの短靴とスタイリングを組んでみましたが、
しっかりと脛の辺りから裾に掛けて絞り込む様に細くなって、そのまま
ホールカットの靴に馴染む様にして、収まっているのがお分かり頂けるかと思います。
ボトムの生地のボリューム感に関しては、この上下の画像、斜めや横を向いた角度からが一番分かり易いかも知れません。
縦にストンと土管の様に落ちるのでは無く、一旦膝周辺を頭頂として山なりに傾斜が付いたライン採り。
膝の可動や屈伸動作の際にストレスを軽減させてくれる、実働的なデザインでは有りますが、
何より、シルエットの美しさが際立つ事でも、特筆すべきデザインかと思います。
サイズのセレクトを44と46に振り分けていますが、一般的な日本の成人男性であれば
ウェストが入れば、大体何方でも着用して頂けるサイジングになっています。
着用者の脚の太さ細さと、生地の余りの分量をどれくらい持たせて、見せたいか。でお選び頂けます。
そして、特徴的なサスペンダー・ディティールの背面図ですが、
正直、このパーツの有無で全く印象が変わってしまうボトムスです。
デザイン的では有りながらも、決してデコラティブなモード・スタイルにはならず、
何処か土臭く男臭い、イタリアの土壌で培った様な作風がリアルに表現されている様に感じます。
一昔前の、アメカジやシルバー・ジュエリー全盛期のウォレット・チェーンの様な感覚とはまた違いますが、
腰から垂れ下げるデザイン・アイテム、パーツとしては似た様な感覚があるかも知れません。
まるでジャケットの様に多数の裁断や縫製の作業工程を持ち、一本の製作に相当な時間と労力が費やされています。
例えば、背面のポケット一つ取っても、縦に走るダーツに伴ってスリットを設ける手間を考えただけで
もし実際に自分が縫製する事を考えると、嫌になってしまいますw
しかし、それだけの製作過程を経て出来上がった作品には、やはり感動を覚えます。
アンティーク感を漂わせるフロントストラップの金具や、水牛角から削り出された天然釦など、
Marc Pointの拘りが凝縮した各パーツ。
このボトムスの生地自体も、縫製後にパウダー加工を施して、よりマット感を与えた独特の表情。
それ程厚みを持たずとも、屈強で耐久性に優れたミリタリー素材感のあるコットン・モールスキンです。
スキニーでもワイドでも無いボトムで、スタンダードと呼べる種のものは中々有りませんが、
このMarc Pointのサスペンダー・ディティール・パンツはカーゴ・パンツとして定番の布石を敷く事が出来る作品かと思います。
[ Shirt ]
LUMEN ET UMBRA VIRGIN WOOL BIAS BUTTON SHIRT / RIP STOP
Price / ¥55,650 - (in tax)
Size / 44
Color / Black
Material / Wool Rip-Stop
そしてトップスとしてスタイリングを組んだのは、藤田一生氏のLumen et Umbraのシャツ。
バイアスに施工されたボタンダウンのデザインと、機能性を持つリップストップ素材を用いた
ヴァージン・ウールの"着物スタイル"のシャツになります。
今回はPFW中でのご縁に由って取扱いとなった一作で、大変貴重な物になりますが、
元カルペディエムの経歴からも分かる様に、アルチザナルの技巧技法を東洋的な素材やデザインに落とし込み、
独自の世界観を展開している同ブランドの象徴的な作品かと思います。
細身では有りますが、余りキメ切らないで、どこか抜け感を持たせた絶妙なバランス感覚を持ち、
茶色の糸を格子状に張り巡らせたリップストップ素材という機能性や、真っ黒ではない墨黒の様な色味が
何処かカジュアルテイストをも持合せ、ここ最近の私達のファッション、スタイルに違和感無く溶け込みます。
冒頭で"和洋折衷"と申し上げましたが、そのイメージを感じ取って頂けましたら幸いです。
是非、ご検討下さいませ。
それでは本日はこの辺りで失礼致します。
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