LEON EMANUEL BLANCK - RAMIE SHORT TRENCH COAT | LOOM OSAKA

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本日のBLOGは一昨日に引続き、LEON EMANUEL BLANCKから新作のご紹介をさせて頂きます。

LEBの"DISTORTION"シリーズから、"RAMIE"素材を採用した、ハイネックのジップアップが特徴的なSHORT TRENCH COAT.
LEATHERに匹敵する程の神々しさを持つ、唯一無二なアイテムとなって居ります。
以下、詳細をご説明させて頂きます。





 





 

Coat / LEON EMANUEL BLANCK DISTORTION SHORT TRENCH COAT "RAMIE"
Color / #BLACK
Size / 46
Price / \254,880- (tax in)
Model / 174cm, 58kg





 








 





 

非常に繊細で透明感や光沢感のある細番手のラミー糸を日本国内で織られた生地になり、
更に蒟蒻糊でコーティングする事に由り、元来持つ堅牢感やコシ感に加えて、シャリ感も持たせています。

また、皺が入り易い事から、まるでLEATHERの様な着用皺や経年変化が愉しめる素材でも有ります。
一見、ザラザラした感触から肌への刺激を気にされる方も多いですが、
羽織り物ですので直接肌に触れる事は少なく、寧ろその通気性や吸湿性に優れた清涼感がポイントです。





 





 

Coat / LEON EMANUEL BLANCK DISTORTION SHORT TRENCH COAT "RAMIE"
Color / #BLACK
Size / 46
Price / \254,880- (tax in)
Model / 174cm, 58kg





 





 

LEON独自の、人体へ直接生地を宛てがい、立体裁断でパターンを形成する工程、
特筆すべきは、先日のAVIATOR LEATHER JACKETと同様に、顎ラインに沿う様に、
首を包み覆う様にバイアスに施工されたラペル、ハイネック部分。

向かって右がスタンドカラーの様に、同じく左がショールカラーの様にと、左右非対称で在りながら
riri社製のM8の逆開式のダブルジップの開閉具合で、様々に異なる表情へと変化させる事を可能にしています。





 








 








 





 

サイジングとしては、LEONの布帛アウターの通常のフィット感となっており、
174cm/58kg/痩せ形のモデルで着用例の感じですので、ある程度の厚みのインナーも挿し込めます。
自然に腰の括れが出る様なシャープなウェストのライン取りと、
同じく、自然に膝上丈の裾部分までややフレア状に拡がるシルエット。





 








 








 





 

アナトミカルな左右非対称のデザイン、継接ぎでは無い、"抓み"に由る縫製が創り出す立体造形。
高い技術力を擁し、LEONでしか成し得ない、立体裁断と縫製の極み。
アートピースな側面も持合せ、着用時と非着用時の何れも愉しめる一枚になっています。



 





 

LEBの作品は360℃全方位、何処から見てもその造形美に圧倒される事が多いのですが、
特にこのアイテムはこの角度、サイドからのアングルが非常に素晴らしいデザインに思います。

そそり立つネック部分から、腕の可動域を意識した肘部分の余白、袖口や裾口に繋がるシルエット。
全てが完璧なパターンの連続で目を瞠るものが有ります。





 








 








 








 





 

タイトシルエットのコートやジャケット等のアウター、トップスに関してはやはり、
中に挿し込むインナーの厚みも踏まえた上での、アームのタイトさが求められます。
通常はストレッチ素材等の伸縮性に優れた素材を用いられますが、
LEONはそれとは別ベクトルで、独自の、人体の可動域を考慮して設計された"余白"を持たせたパーツに由って、
今回のRAMIEの様な伸縮性の無い素材でも、タイトなシルエットに落し込む事を可能にしています。

肘部分の関節の可動域を計算した、無数に入り組んだ"抓み"の縫製線はデザインとしても非常に格好良いですね。





 





 

Coat / LEON EMANUEL BLANCK DISTORTION SHORT TRENCH COAT "RAMIE"
Color / #BLACK
Size / 46
Price / \254,880- (tax in)
Model / 174cm, 58kg





 








 





 

高級感溢れ、気品のあるラミー糸の光沢感がよりハッキリと実感出来るバック・シルエット。
敢えて大振りに裁断パターンを用いる事で、素材の特性を際立たせています。
ミニマリズムに則した、決してデコラティブでは無いデザイン・ワークが実感出来ます。





 








 








 








 





 

LEATHERと同じく着用を重ねる事で、アーム部分の特に肘周辺の着用皺がどんどん溜って幾重にもドレープ皺を形成。
経年変化、育て甲斐の有るRAMIEは他の布帛素材には無い、数年後の完成が愉しみなマテリアルでも在ります。





 








 





 

如何でしたでしょうか。

布帛のアウターとしてはかなり高額に思われる方も多いかと思います。

しかし、高級素材であるRAMIE生地はLEATHERに匹敵する程の生地単価でも有りますし、
何より、LEON EMANUEL BLANCKの作品は全て、デザイナーであるLEONが一枚一枚想いを込めて、自らの手で製作した物になります。
デザインから生地のピック、裁断から縫製、加工等...膨大な時間と労力を掛けて出来上がった作品。
一度、実物をご覧になったり、手にして頂けた方はご納得頂けるかと思います。

ご興味お持ち頂けましたら、是非お気軽にお問合せ下さいませ。
ご検討頂けましたら幸いです。

それでは、本日はこの辺りで失礼致します。

















 

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