マスクトラブルの実態や、その原因を前回書きました。
今日は対策について書きますね
もちろん、最終的には
「受診してください」のひとこなんですが、
まずは、自分でなんとかしよう!と考える方が
多いことはよく分かっています。
みなさんも忙しいので
なかなか病院にこれないもんね。
病院に来る前に自分でまず
やれる対策を書いてみますね。
まず、どんな原因であれ、
どの状況であれやるべきことは土台のケア。
敏感になっている状況をすこしでも
なんとかしましょう!という意味です。
①
バリア機能を少しでも回復させるために
摩擦をしない生活をこころがける
詳しくはこちらを↓
つづき
②
油性のメイク用品を使いすぎない。
つまり、
リキッドファンデや
クッションファンデのことです。
これらのファンデはカバー力があってめちゃくちゃありがたいですが、お肌がとても敏感になっているときには、肌の負担になります。しっかりつく分、落とすときにも、ジェルクレンジングやオイルクレンジングなどの強めな洗浄剤が必要となります。
メイクを全くするなというのは無理な話です。
カバーすることで随分気が楽になって、
かえって好循環に入ることもあります。
なので、日常は
優しい日焼け止め+おしろい
くらいにして、多めのクリームクレンジング(または石鹸)で落としましょう。
ニキビが出来る方はとくに、メイク用品も
できるだけ「ノンコメドジェニック」の表記のあるものが好ましいです。
デートなどで、この日は!!!
っていうときは、その日だけは
しっかりカバーしてもいいと思いますよ
あとは、アイメイクやリップメイクに力をいれて、
ベースメイクは薄く、とかね。
メイクがダメ!といってしまうと、悲しいですからね。
③UV対策をする。
基本的には、
日焼け止めを塗りなさい
と言うことですが、(冬でも!です。)
マスクのせいで敏感になってるときには
日焼け止めもやさしいものを使いましょう。
紫外線散乱剤だけでできている
赤ちゃんにもOKみたいなのを選んでおくと無難ですね。
「紫外線吸収剤フリー」とか、
「ノンケミカル」とか
書いてあるものです。
テクスチャーは、敏感なときほど
クリームよりなものを使います。
さらっとしたジェルタイプでも
しみないならOKですが、
つけたときにピリピリするのはNG
あまりにも敏感なときには、
「日焼け止めにもかぶれちゃうんです。
それでも塗らなきゃダメですか?」ってなるので、
そのときはもう、塗る系は諦めて
「物理的遮光」と
「飲む日焼け止め」で対策します。
飲む日焼け止めはSPFにすると一桁程度なので
、塗る分の代わりにまではなりませんが、
塗りたくても塗れないときや
より紫外線対策を強化したいときには
とても有効だと感じています。
とくに、紫外線対策で蕁麻疹がでるタイプの人には
とても効きますね。
[番外編]
マスクが外せないのは仕方ないのですが、
マスクそのものを見直して
みましょう。
布のほうが肌に刺激が少ないって言う人は
もちろんいますが、わたしは感染症予防の観点からは
不織布がいいだろう、と考えています。
それでもガーゼ!と言う場合は
ガーゼのインナー + 外側は不織布
というふうに、二枚重ねにするしかないと思います。
しかし、もっと、蒸れます、、、
マスクのサイズも重要ですね。
あまりにもピタっとしたマスクをすると、
よくないと思います。
感染症予防の点からは
隙間があってはいけませんが、
明らかに肌が沈むほどにマスクの縁が
食い込んでくるマスクは小さすぎです。
女性用のマスクなどは、通常より
すこし小さめのものとかありますよね。
合わないマスクは無理してつけ続けずに、
思い切って、買い換えることが必要だと思います。
ワイヤーが、わずかに飛び出てきてるのに
あたってしまって、その日よくわからずにつけていたら
外したときにワイヤーのせいでお肌が怪我のような状態になってた!
とか、経験したことがあります。。。
これ、、、
このピンクの矢印のところ、、、
マスク外してから気づいたの、、、
めちゃくちゃショックだったけど
薬塗って、赤外線療法もして、ってしてたら
3日で治りました〜
マスクにもいろいろありますよねー
わたしは最近、
この立体的なのが好きで、
このピンクをつけてる日が多いです。
どんな色が一番肌がきれいに見えるのか、
もいろいろ試してみたいな。
Dr.Moeでした!