帯状疱疹の患者さまは当院でもよく診療しています。病気自体の知名度はかなり高い方ではないでしょうか？
"わたしのこのブツブツって帯状疱疹ですか？"
と患者さま自身がご質問されることもあります。
"身内が以前帯状疱疹になって大変なことになったし、はやく病院にいかないとヤバイって聞いてたので。"と言われることも多いです。
写真は 皮膚科学会のQ &Aより
その一方で、
"帯状疱疹です。"と告げたときに
"え！虫さされかと思ってました！"と
びっくりされることもあります。
(上の写真ほど広がるよりは前、皮疹が小さい範囲で出ているうちは、一般の方からみると虫さされかなにか、に見えることはよくあります。)
共通するのは
"帯状疱疹という名前自体はきいたことがある"
という事実です。
帯状疱疹、とは
水痘帯状疱疹ウイルスの再活性化によって引き起こされる皮疹です。
つまり、
小さい頃の水ぼうそうのウイルスが、からだにひそんでいて、普段はどうってことないんだけど、加齢やストレス、過労や病気で抵抗力が弱っていると、ウイルスがまた元気になってしまって、ブツブツがでる、というものです。
ピリピリとした不快な痛みのような刺激があることが多いですが初期症状の場合はそうとも限らず、なんとなく、痛痒いといった場合も多いです。
よく知られているように、右だけとか、左だけ、とかにでます。
たとえば背中から胸にかけて、とか。
実は、ブツブツが出る前から
前駆痛(ピリピリとした刺激のような痛み。なにもないところにコレが出るものだから患者さまにとってはまさかそれが帯状疱疹によるものだとは気づかない。)というものが生じることもあります。
治療は抗ウイルス剤と鎮痛剤の投与がメインです。皮疹がでたらなるべく早く、3日以内、おそくとも5日以内には治療を開始することが大切です。
ところがあるデータによると、
皮疹出現から3日以内に皮膚科を受診している患者様は全体の46パーセント程度だと言われています。半数に満たない。。。
そりゃみんな仕事もありますからね、、、
痛かったとしてもブツブツがでからといってすぐに休んで皮膚科に来れるとは限らない。
でも、この病気ばっかりは
1日でも早く病院にきてもらいたいのです。
なぜか？
後遺症が残ることがあるからです
かなり長いあいだ痛みが残ることもあります。
はやめに治療をスタートすることが重要です。
実はこの帯状疱疹、
今後発症数が増加することが懸念されています。
それは、実は子どもがうける水ぼうそうのワクチンが関係しています。
帯状疱疹、とその後の神経痛、ワクチンなど
今後数回にわけてこのことをブログに書いていきますね^ ^
Dr.Moeでした
ガストで。↓
兄がパンケーキにアンパンマンとバイキンマンを描いてくれてる間に、帽子も脱がずにシールであそぶ弟。
バイキンマンは相当難しいよね。笑
最初の輪郭を小さく描きすぎたことで、描きようがなくなったらしい。。。
最近、家族での外食、ガスト率高いです。
なぜならアンパンマンとコラボしてるから
注文待ってる間にシールを先に持って来てくれて、時間がちょうどよくつぶせるし、ガチャガチャのコインくれるし、二人は随分と気に入っている様子です^ ^
ケーズ皮膚科 美容皮膚科
小倉魚町院
093-967-0632
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