高校時代からの同級生・親友MTのはなし

彼は今、国から難病指定されているALS(筋委縮性側索硬化症)という

難治性の病に侵されている

発症したのが約4年前なのでその間ずっと、この難病と日々格闘している

もう自分のことさえ一切出来ないくらい進行してしまい、今は専用の施設に入居し

24時間、ヘルパーさん、専門のスタッフの管理下に置かれている

何か不快など伝えたくても伝えることができない、大好きなたばこを吸いたくても

吸えない、酒を飲みたくても自分では飲めない・・コップさえ自分で持つことができないのです

彼の苦痛、無念さ、悔しさを思うと言葉もない・・・

そのMTから、今日久々にLINEメッセージが届いた・・

スマホはなんとか、スタッフさんに定位置にセッティングしてもらうとまだなんとか動く右手の指だけで工夫して操作できるらしい・・・

「もう疲れた・・・でも頑張らないと・・・」・・・旨のメッセージ。

私は「辛いし悔しいやろう・・でも必ず近い将来治るから!ips細胞の革新的な治療効果が期待できる!いや絶対に治るよ。お前さんに出来ることはそれを心から信じ、念じ続けることや。それだけで十分。。。だから、せめて気持ちだけはいつも前向きにいよう!わしも

本音は日々不安でたまらん時あるけど、気持ちが萎えてしまったり逃げてしまったりしたら、治るもんも治らんと思って、必死に自分を奮い立たせて過ごしているよ・・辛いなお互い・・・でも頑張ろうな!悔しいやん・・自分自身に負けないで頑張っていこ!!」

 

・・・とメッセージ返信するも、本人の苦しみ辛さは本人にしか分からないのに・・・

判ったようなことを言う自分自身に対して少し複雑な気持ちに・・・

 

 

自分自身、難病を抱えているが、絶対に封じ込めると信じているし毎朝毎朝

祈り、念じて念じて念じている・・・

MTも、手を合わせることはできなくとも、心で祈ることは、心の中で念じることは

可能やから・・・一緒に祈ろう!念じよう! そしてまた一緒に旨いメシ食おう!

またあちこち飲み歩こう!

希望は絶対無くさずに、、、、常に前向きに謙虚に感謝の気持ちを忘れずに・・

そして自分自身もかくありたいと そう強く願う