「2月の勝者」との出会い…

幼い頃から本と漫画が大好きな
同級生の子を持つ幼なじみからの紹介
「興味ありそうな漫画だよ…」
旦那に伝えたところ

「中学受験の現実がリアルに書いてある

お前は受験を知らんから、

俺が買うから読んでみろ」…と


ご存知のとおり、
ドラマ化は、コロナで延期
受験学年までに見れるかと思いきや
放映されたのは、娘の受験シーズン
単行本は娘の受験が終わっても
まだまだ続く…

「受験終わったから、

もう買う必要ないんじゃない?」

「結末は見るべきだろう…」と旦那
いやぁ、我が家の結末もあり
ドラマよりもリアルな漫画は…
もうご馳走様…と私は思うけれど
性格も子育ても真逆な夫婦です

この頃から
各校の入試説明会がありますよね。
去年は…こんな正答率と全体の合否%
こういうところは押さえておいて…
そんな報告もある
入試説明会の内容を覗いてみたい
…どれだけ届かなかったのか…
そう思った事もありました
でも今は、そこは…
蓋を閉めたいと思います
知ったところで、
未来に向かえないから…
やっとこさ、

そこまで思えるようになりました(笑)


家に転がっていた最新巻を読む娘…
「受験終わった人としては
どんな気持ちで読んで
どんな気持ちになるものなの?」
「漫画は感情なく読み込むから」
なぬぅ〜〜💢 はぁ〜?💢
貴女の好きな「初婚」は
めっちゃ感情移入してますやん!
自分の中でも整理しきれない
正直に言えない何かがあるんだろうね…

私は…というと
①関東、凄いなぁ。
午前、午後も受験…って、

体力も気力も…

私はもう耐えられなかった…

合間に飲んだコーヒーは味がせず

解答速報で全身の力が抜けた…


②我が家は親子で、

ここまでの覚悟と努力、

出来なかったんだろうな…

形だけだったんだろうなぁ…

③受験生になれる子は、

どこの塾でも独学でも、

走りきれるのだろうけど、

我が家は受験生になりきれず、

親の戦略判断ミスかな…
声かけの仕方、見守り方、育て方
中学受験で完走するには、
ちょっと方向が違ったんだろうな…

どこかで、この拙いブログが
お役に立てるのなら…

漫画でも、誰かのご家庭にあったよな…
「安全校は受けない」
「残念な場合は公立に行く」
と言う選択…
これ、揺るぎない心が無いと
相当、キツイです。

「色んな学校を見学したり、

出願をするべきではないか」

…この選択出来なかった

これ、王道でないですね


「行かせる価値が無いだろう…
中学受験入試の偏差値と進学実績
そこに集まる学友」
「超トップ校は無理だけど
届かない学校ではない」
…と言う娘の実力に合わない
父の譲れない価値観
当初目指した4校の中から
私の惚れ込んだ学校への希望…

塾の授業さえ受けていれば

点数が取れていた頃と違い…

娘の遊びたい、勉強なんてしたくない
受験なんてしたくない…
と言う心の声と反比例してた事

秋、これが更に酷くなり
塾に相談したところ
「最後はこの学校に行きたい!…
それをどれだけ思えるか…なんですが…」
そのお言葉を受けつつも
同級生が思い出作りと称して
遊ぶ約束、ゲームの話…
どんどんヒートアップ…
これが、羨ましくて仕方ない
「私は努力が出来ないから
向いてないから
受験を辞めたい…公立行きたい…」
親は焦りましたよね。
5年の初めまでは同級生に
「私、受験するの」…って
学校名まで申告してたようなのに…

11月の終わりに
自習が出来ないのなら
追加受講の演習講座から
個別指導への変更を勧められ…
面談して頂いた個別の塾長に

「もっと早く寄せてくれてたら、

どうにかなったのに」

「そんな状況なら

日曜講座など行かせず

こちらで対策出来たのに」

「そんな事も言ってられませんので

合格出来るように、対応しますが、

先生見つかるかな…」

早いうちから個別追加されてる生徒さんは、

塾講の指導が受けれました。

うちは、大学生の先生でした。
絶対やろうとしなかった作文や、
苦手な相似、特殊算を中心に国語と算数

8コマずつ見て頂いた

親では無理だった事を補って頂き…
それでも…

「間に合わない。

もっと早く寄せてくれてたら」

「先生のスケジュールも難しく、
もう1教科は増やせない。
けどなぁ、
テスト結果の理科が気になる」

本番、一番やらかしたのは理科でした

国語も怪しいけれど…


夏の終わり頃から、しっかりと
軌道修正してたら変わっていたのか?…
そんな思いもあり、
漫画を読み進める度に思うのです。
そして、思い出す
結果が出た後、
公立中学の制服の申込書を前に
「ご入学おめでとうございます」
と書かれた一行で…涙腺崩壊…
…おめでたくないんだなぁ…
不合格だったからではなく、
受験生になれなかった後悔なのかな…

その後、現在通う学校に
有り難く、ご縁を頂き
現在に至ります
それでも、やはり、
モヤモヤが消えなくて
一学期も夏休みも、
娘を見ていて
これらの思いが邪魔をして
気持ちの上で
上下乱気流を上手く飛べずにいました

今は、やっとこさ、
前を向こうとしています。
ここで、止まっている訳にはいかない
娘には将来があるんだ
未来があるんだ
ちょっと、大学受験、大学受験…
言い過ぎてはいますけどね(笑)
これも、これらの流れがあってかな?
でも、今度は、
旦那に何を言われようが
娘に寄り添いつつ
お尻を、チョンチョン
お肩を、トントン
叩きましょう。
時々、反抗期の大爆発地雷を
踏んでしまって、
ウソ、ここ?こんなところ?
やっちまったって焦りますけど(笑)

どうぞ、受験生をお持ちの伴走者様
塾の先生に何度も何度も相談し
お子さんの心や様子を受け止めて
とことん、苦手を潰して
自信をつけさせてあげて下さい
もう無理…って思うかもしれません
その時は、
とことん寄り添ってあげて下さい
抽象的ですが、
当たり前の言葉の羅列ですが
やはり
そこが一番、欠けていました。
親の焦り、頑な子と、頑な親の心
これは、アカンですよ。
それが、今も、続いているので
どうしよもない、我が家ですが(笑)

「この学校に行きたい!」
「この学校に行くには、どうしたら良いか」
熱い気持ちを持って走り抜けて下さい
もう少し、あと少しです。
秋を上手く乗り切って下さい。

テストは緊張をあまりしない…と言う娘
まぁ、こんな感じの受験でしたから?
やる気もないので、
本命と、それに準じる学校のみ…
それでも過去問すら、やりきれず…

そして、数日前でも勉強する心になれず…

入試前夜、ホテルで、娘は

…「寝れない」…と言いました

ホテルだから?自宅じゃないから?
そうではなくて…緊張か…
あーやっぱり…
一発勝負させるべきではなかった…
我が家で緊張するのは
私だけかと思ってた
旦那の高性能湯沸かし器が
どんなに稼働しようが
やはり、訴えれば良かった
安全校を受けてから本番…
大学入試の勉強になったかな?
…と今は振り返れますが(笑)

(そんな軽いものではないですね大学受験は


皆様、どの学校を受験するか、
我が家のように
頑なにはならないで下さい
色んな心で考えてみて下さい
日程的に、
第一志望校が最初に来る…
そんな事もあるかもしれませんが…
そして、
良い受験だった…で終わって下さいね
そのご家庭ご家庭で
良い受験の中身はそれぞれかと思います

遠方であれば、前泊も考えたり
当日出発の計画なら
指定席を取って、朝食を食べさせたり
(それは、うちだけか…)
雪も心配ですよね。
居住地は、雪が積もる事もあり…
車でいらっしゃるなら、特に…
(去年は久しぶりに積雪多し)
(今年はカメムシが少ないから大丈夫か?)
我が家がこの頃に予約したら
禁煙室が満室でした。
当日、大浴場も、受験生ばかり
朝食会場も受験生ばかり…
ビジネスマン…お気の毒でした
朝食は、並んででも早い時間が良いです
受験生がどんどん並びそうで
時間前倒しで対応頂きました
偏食さんは食べるものが無くなります…

2校目は、電車で行きました
電車で朝食を取らせて
混まないように超早めに到着…
娘を会場に送った後、駅に向かう道は
別世界でした
通勤ラッシュの東京映像…
この光景に出逢わず会場に入れて
私は、ホッとしました。

どうかどうか
どのような道を歩まれようと
後から後悔しないように
親子でゴールまで走り抜けて下さい

どなたかのブログで拝見したり
メッセージを頂いたり
ご縁を頂いた学校が第一志望…
神様に選んで頂いた学籍
そう教えて頂いても
ママ友さん達が心をくださっても
有り難く頂きつつも
でもなぁ…と言う言葉が浮かぶんです…

ひょっとしたら、
そんな結末かもしれません

…でも、いつか、少しずつ
変われるものなんだな…
最近、ちよっぴり思います。
成長したな…と
そう親が思えるような
学業面、生活面…ではなく
相変わらず…モヤモヤ思っても…
他校の状況を様々な所で聞いて見て
学校比べをしちゃっても
少しずつ変わっていくものだな…と
今は、そう思う事が、ちょっぴり。

季節が進む中で
どうか、親子とも
心が壊れないように
九合目からは酸素も薄いと思いますが
どうか、どうか、
お子さんの両手を握りしめて
清々しい景色を
最後に体いっぱいで感じて下さいね

とりとめの無い内容になり
お読み頂いた方のお時間取らせました
何となく、書きたくなって書きました
お読み頂き有り難うございました。