最高の人生の見つけ方 ★★★☆☆
キャスト
ジャック・ニコルソン
モーガン・フリーマン
ブレバリー・トッド
ショーン・ヘイズ
自動車整備工場で働く初老の男性カーター(モーガン・フリーマン)は
この道45年の大ベテラン
クイズ好きな穏やかで落ち着いた老人だ
健康診断の結果、ガンを発症している事が判明
近隣の大病院へと入院することになる
自身が経営する病院に関する裁判中だったエドワード(ジャック・ニコルソン)
裁判中に吐血し、自分の病院に入院することになる
エドワードが緊急手術後
入院する病室は二人部屋で
秘書トーマス(ショーン・ヘイズ)が
エドワードのコーヒーセットなどをテキパキとセット
個室に変更しろというエドワードだが
エドワードの合理主義な施策の
「病室はいかなる場合を持っても二人部屋」と言う発言が
元になっているため
自分だけ一人だと印象が最悪だと
秘書のトーマス(ショーン・ヘイズ)にたしなめられる
二人は徐々に共感し会話をするようになる
ある日、エドワードがカーターに話しかけると
カーターは何かを書いていた
棺桶リストと書かれた紙
エドワードは何か聞くがカーターは何でもないとあしらう
主治医がエドワードの元に
余命が半年、持って一年だ
そしてすぐに
カーターにも余命半年が告げられる
カーターは棺桶リストをクシャクシャにし床に捨てる
翌日、エドワードは
カーターが捨てた紙を読むと
「死ぬまでにやりたいことのリスト」だとわかる
カーターは
猛反対する妻と大喧嘩をしてまで家族を残し
エドワードと旅に出る事を選ぶ
スカイダイビングに始まり、エドワードがタトゥーを彫ったり
二人でマスタングに乗ったり・・・
エドワードは惜しまず資産を出し自家用ジェットを用意
世界各国を周り、話しお互いを理解
そしてお互いの悩みを打ち明ける
エドワードは何度かの離婚で一人だけいる娘と
自身のやり過ぎた行いによって疎遠になっていた
カーターもいつの間にか
いい夫といい父親になっていて
妻に対する気持ちがなくなっていた
フランスでの夜、急に吐血するカーター
エドワードにカーターの妻から「夫を返してくれ」と電話がある
そろそろ帰るかとエドワードが言うとカーターは拒否
ライオンを見に行ったり、ピラミッドを見ながら
死生観について語る二人
古代のエジプト人は死に対し
壮麗な信仰を持っていた
魂が天の門を通ると
神が二つ質問するんだ
ひとつは人生で喜びを得たか?
ふたつ目は自分の人生は
他人に喜びをもたらしたか?
二人ともが相手のためにという気持ちが芽生え出す
タージマハルを経て、エベレストを目指し
ヒマラヤまでやってきたが吹雪のため山は見えない
半年後にならないと吹雪は止まないらしく
二人には見られない可能性が高い
旅の終わりを感じつつ香港へ向かう
バーで飲むカーターを一人の女性が誘うが
妻への思いを思い出したカーターは断る
カーターは旅をやめ家族の元へ帰る決心をした事を
エドワードに告げる
アメリカへと帰ってきた二人
ある家の前で車が止まる
そこはエドワードの娘の家だった
カーターの計らいだったのだが
エドワードは頑なに拒否
激高したエドワードは二人を降ろし
自分だけ車で帰ってしまう
喧嘩別れで旅は終わる
自宅へ戻ったカーターを愛する家族が迎える
久しぶりの団欒の後
カーターは寝室で意識を失い倒れてしまう
ガンが脳に転移したのだった
退屈な日常のエドワード
ある日、カーターが倒れたことを知り病院にかけつける
付き添っていた妻バージニアに
カーターからの手紙を渡される
目を覚ましたカーターにエドワードが
調子はどうだ?
少し元気が出たようだ
エドワードの好きなコーヒー「コピ・ルアク」の話になる
高級コーヒーのコピ・ルアクはコーヒー豆をジャコウネコに一度食べさせ
消化液で熟成させ,消化せず排出した糞から取り出したコーヒー豆
二人は大笑い
カーターはリストの泣くほど笑い転げるを線を引いて消す
カーターからの手紙を読んだエドワードは娘に会いに行く
すると孫娘がいてエドワードの頬にキスをする
リストの「世界一の美女にキスをする」に線を引く
カーターは手術を受けるが、そのまま帰らぬ人に・・・
エドワードは弔辞で
彼は人生の恩人です
真の幸せに気付かせてくれた
心から誇りに思います
故人と最期の時を過ごせたことを
我々は互いに
人生に喜びを見出しあったと言っても
過言ではないでしょう
だからいつの日か、この私が
最期の眠りについて
天国の扉の前で目を覚ました時
その証人としてカーターにいて欲しい
二人が登れなかったエベレスト
秘書のトーマスは景色のいい場所へと登り
小さな祠にはカーターの遺灰の入ったナッツ缶
そこへエドワードの遺灰のナッツ缶を並べるようにいれ
最後の項目に線を引いたリストを彼らの間におく
感想は・・・
ジャック・ニコルソンとモーガンフリーマン
2人とも年取ったなあ~
同じだけ私もだけど😅
でも、調べたら70歳
もう1本見た「ディパーテッド」から1年
「ディパーテッド」はもっと若く見えたんだけど・・・😅
数々の有名な映画に出演している
モーガン・フリーマンといえば
やっぱり「ショーシャンクの空に」
いつまでも心に残っている大好きな映画
天国の扉の前でされる質問
人生で喜びを得たか?
自分の人生は他人に喜びをもたらしたか?
さてYESと答えられるか?
その時、その時の喜びはあったけど~
他人の真意はこちらからわからないけど
友達とは真摯に付き合っております😅
自分がどう生きたいか考えさせられます
自分の価値観の中でしか考えられないので
エドワードみたいな富豪と出会ったら
人生観も価値観も変わるだろうな
他人に気づかされる大事な事もあるだろうな
そんな人と出会って
私も世界を視野に楽しんでみたいわ😅
莫大なお金があれば
私は何を書くだろうな
・・・と思うけど
余命宣告されて楽しめるか・・・😅
人生は出会う人によって変わるということは
すごく思う
自分をいろいろな意味で
成長させてくれる人と出会い
人生を豊かにしたい
人を見る目も大事だってことね
エドワードの秘書が素敵だった
エドワードにする返事
最期にはエベレストまで登ってあげるなんて
傲慢そうに見えたエドワードだけど
秘書に対しても良い人だったんだな
最期を喜びを感じて迎えるって最高ですね





















