ゴジラ－1.0 ★★★☆
キャスト
神木 隆之介
浜辺 美枝
山田 裕貴
青木 嵩寛
吉岡 秀隆
安藤 サクラ
笹木 蔵之介
太平洋戦争末期
特攻隊員の敷島（神木隆之介）は零戦の故障で守備隊基地に着陸
整備兵の橘は戦闘機に異常がないことから
敷島が特攻から逃げてきたことを悟る
その夜、巨大な生き物が襲来し
島の伝説のゴジラではないかと・・・
橘は敷島に零戦に搭載された砲弾で攻撃するように言うが
怯んだ敷島は攻撃できず
橘と敷島以外の部隊は全滅してしまう
1945年冬
焼け野原になった東京に帰ってきた敷島は
闇市で空襲中に託された赤ちゃん明子を抱いた典子（浜辺美波）と出会い
一緒に住むことに・・・
その後、敷島は機雷撤去の仕事に就き家を建て直し
仕事を通じて知り合った秋津（佐々木蔵之介）
野田（吉岡秀隆）、水島（山田裕貴）と親しくなる
1946年夏
米軍の核実験によって被爆したゴジラはさらに巨大化し
放射線を放つようになる
敷島たちが乗る新生丸に重巡洋艦が日本の海域に戻るまで
ゴジラを足止めするよう命令が下る
機雷をゴジラの口の中に放り込み
機銃で撃って爆発させるがゴジラの再生能力で傷は塞がってしまう
重巡洋艦が戻りゴジラを攻撃
しかしゴジラが吐いた青い熱戦で重巡洋艦は海に消える
ゴジラが銀座に上陸
典子を心配した敷島は彼女のもとへ駆けつけるが
ゴジラの放った熱線の爆風によって典子は吹き飛ばされてしまう
元海軍の兵士をメインとした民間のゴジラ討伐部隊が結成される
戦時中に兵器の開発に携わっていた野田は
「ワダツミ作戦」を発案する
ゴジラをフロンガスの泡で包み込み深海まで沈め
急激な水圧の変化によってゴジラを倒すというもの
海中で大きな浮袋を膨らませゴジラを海面まで引き上げ
急激な減圧によって息の根を止める作戦
野田にゴジラを誘導するための戦闘機を探してもらうと
戦闘で活躍することのなかった最新の戦闘機「震電」を見つけてくる
ワダツミ作戦決行当日
戦闘機に乗った敷島はゴジラを相模湾沖まで誘導
野田の指示で2艘の戦艦がゴジラの周りを取り囲み
フロン爆弾を爆発させる
ゴジラは海底に沈み、動きが鈍くなる
第二段階で浮袋でゴジラを浮上させようとするが
装置がうまく働かず、2艘の戦艦でゴジラを引き上げる作戦に変更
その時、水島が多くの民間の船を率いて加勢し成功する
ゴジラは息絶えておらず
放射熱線を放とうとしたとき
敷島の乗った戦闘機がゴジラの口の中に特攻
爆弾を爆発させゴジラの頭を吹き飛ばす
橘が戦闘機に設置していたパラシュートで
敷島は無事に帰還
仲間たちに敬礼で迎えられる
家に戻った敷島は澄子（安藤サクラ）から電報を渡され
明子とともに病院に向かうと
そこには重傷を負った典子がいた
あなたの戦争は終わりましたか？
敷島は涙を流しながら頷いた
一方、海中ではゴジラの肉片と思われるものが
再生しようとしていた・・・
感想は・・・
ゴジラ」の生誕70周年記念作品
全米歴代邦画実写作品の興行収入1位
第96回アカデミー賞で日本映画として
初めて視覚効果賞を受賞する
第47回日本アカデミー賞でも
最優秀作品賞ほか同年度最多8部門の最優秀賞を受賞
話題になりました
山崎監督へのインタビューが何度も流れましたね
その時気になったのが
いつもいつも必ず
監督の横にピタッと立っている女性
監督1人の映像や画像が撮れないほど😅
だあれ？
VFXの映像はハリウッドに負けないくらいのもの
それが海外の予算ではありえないような低予算で
作られたことが驚きだったようです😱
もうprimeで見れるなんて～
と言うことで早速見ました
初ゴジラです😅
カラー版と並行してモノクロ版もあるようです
戦後、無になった日本に追い打ちをかけるように
ゴジラが現れ無＝ゼロからマイナスワン
モノクロは色をなくしてマイナスカラー？
敷島は特攻から逃げ帰ったこと
ゴジラを前に怯んで攻撃できなかったこと
自分だけが生き残り
すごく後ろめたかったのだろう
僕の中の戦争がまだ終わっていない
そしてゴジラと戦うために
戦闘機に乗った
重傷を負ったけれど生きていてくれた典子に言われ
あなたの戦争は終わりましたか？
やっと頷けたんですね
戦争で無になった日本ですが
特攻隊は死にに行くもの
俺たちは生き残ったものだから・・・なんて言葉が
吉岡秀隆、髪の毛クルンクルンです😅
野田が
今まで命を粗末にしすぎてきました
脆弱な相好の戦車
病死と餓死が占める戦場
戦闘機には最低限の脱出装備すら
ついていなかった
特攻だ
だから今度の民間主導での戦いは
1人の犠牲も出さないことを誇りとしたい
今度の戦いは死ぬための戦いじゃない
未来を生きるための戦いです
ゴジラはビキニ環礁での原爆実験で体を焼かれ
再生能力から
放射性物質の影響で巨大化したようですが
今回もラスト・・・
海底でドクドクと動くゴジラの破片の一部が・・・
