警官の血  ★★★☆

 

 

 

キャスト

 

チェ・ウシク

チョ・ジヌン

パク・ヒスン

クォン・ユル

パク・ミョンフン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高圧的な逮捕で訴えられた同僚警察官の裁判で

証人として出廷した警官チェ・ミンジェ(チェ・ウシク)はそれを肯定

監察官ファン・イノ(パク・ヒスン)がこの潔白性と

祖父から3代警察官と言う家系の血で

広域捜査隊の敏腕刑事パク・ガンユン(チョ・ジヌン)の監視を命じる

 

ミンジェは不名誉な任務だと断ったが

父親が警察官名簿から削除された資料を

見せるという条件で役目を受ける

 

 

 

ガンユンは暴力団や麻薬取り締まりで大きな成果を出しているが

犯罪組織と繋がりを持ち

その活動費に疑念が持たれていた

ガンユンの不正を暴くのが監察官と警察上層部の考えだった

以前、これを調査するため潜入した警官が殺害され

彼の指示ではないかと思われていた

 

政界やマスコミなどに人脈を持つ前科3犯のナ・ヨンビン(クォン・ユル)が出所

ガンユンは麻薬密輸・販売を手掛けるチャ・ドンチョル(パク・ミョンフン)と

手を結びこの世界を上手く収めていたが・・・

 

 

 

ガンユンは金貸業のクオン(ペク・ピョンジュン)から

ヨンビンを探るため、ミンジェを現場に連れ出す

 

ガンユンとミンジェは

ドンチョルが日本の暴力団と麻薬密輸を行ない

これにヨンビンが抗争を仕掛けていることを把握

ガンユンはクオンから金を借り

警官イ・ミョンジュを殺した犯人を逮捕するため

ヨンビンが経営するカジノに向かう

 

 

   ミンジェは右の耳に傷があるやつを見つけたら

知らせろとガンユンに指示される

その男を発見

犯人イ・マンソク(パク・ギドク)を署に連行するが

マンソクは口を割らない

 

ミンジェがファン監察官にガンユンの身辺報告として

問題はないと報告したがファン監察官は

タレコミがあったとガンユンのマンションを捜査

保管されていた文書を押収した

 

 

 

このことでミンジェは捜索チームからモグラと侮られる

ガンユンはミンジェに

 
どんな手段を取ろうが捜査は違法でない
愚劣な官僚になるな

 

ミンジェはファン監察官に抗議すると

 

君の父親とガンユンは

かって同じチームで働き

延南会という資金調達機構を作り

活動したが

これが悪用されるようになり

父親は何者かに殺害された

これを復活させたのがガンユンだ

 

 

 

ガンユンがミンジェを連れて

金貸業者のヨン会長(ホン・ギジョン)の店に乗りこみ

ヨン会長はヨンビンがパーティーを開いて

コーヒーから新しい麻薬を作るための投資家を募っていると吐く

 

ガンユンは南山の本部にキム会長の息子が絡んでいることと

コーヒー工場への立ち入り調査許可を願いでたが

キム会長は延南会の最大支援者だと却下される

 

 

 

ガンユンがパーティーに参加する金をドンチョルに借りる

ミンジェは反対するとガンユンは

 

警官の任務は境界線の上に立っている

黒と白のどちらに染まってもダメだ

市民の支援があるグレーゾーンに立つんだ世間を動かす警官になれ

 

 

ガンユンはコーヒーパーティーで新麻薬が

投資家に試飲される現場を差し押さえるため捜索チームを配備

麻薬王ヨンビン、キム会長の息子(イ・ヒョヌクイ)を逮捕する

 

 

 

ミンジェは見張りについていて右耳に傷のある男を見つけ

格闘となり刺されるがガンユンに助けられる

 

 

 

ニュースで警官殺害犯人の逮捕が報じられる

警察の上層部はキム会長(チョン・ソンモ)に息子逮捕を侘び

欧州に逃亡させることに協力

 

入院中のミンジェが警官殺人犯の写真を見ると

カジノで逮捕した犯人とは別人だった

 

ミンジェはガンユンの車の中で

あなたの正義はグレーでなく真っ黒だと追及

ガンユンはこれを認め

ミンジェ手錠を掛け車のトランクに放り込む

 

 

 

ガンユンは港でドンチョルに会い

麻薬密輸に手を貸すことに・・・

ドンチョルがガンユンの車を海に落としたが

ガンユンがトランクの鍵を開け

ミンジェを助けボムボートに乗せ金をもって密輸船に

 

 

ガンユンはこの事件には関わるなとミンジェをボートに残し

密輸船に乗り込むが海上麻薬監視隊が突入

銃撃戦ののち密輸者を逮捕

ガンユンとミンジェは陸に逃げ帰る

陸に上がったところに監察官のファンが待ち構えていて

被疑者をすり替えた嫌疑ガンユンは逮捕され

刑務所に送られる

 

 

 

ミンジェは刑務所でガンユンに面会し

被疑者すり替えはヨンビンに乗せられたことを聞く

ミンジェは父親の死亡調書を見ていて

犯人は波止場の車修理屋だと思い出す

ミンジェはこの修理屋に会い、誰の命令で行動したかを確認

ミンジェは元警察官の高官に会い

父親殺害の指示を公にしない替りにガンユンを釈放することを求める

 

ガンユンが解放され迎えに行ったミンジェは

ガンユンが以前に言った言葉と同じ

自分も自分より悪いやつを刑務所へいれると言うのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

佐々木譲さんの小説が原作

 

主要人物の名前しか覚えられず

ちょっともやもやになりました😅

 

 

ガンユンがミンジェの目の上を鋸で切った時は

なんというヘビーな上司だろうと思った😱

 

 

パク・ヒスンもチョ・ジヌンも

ノワールではお馴染み

マイネーム」は面白かった

 

 

韓国では法曹界でも警察や政治

汚職を扱ったドラマや映画は多いですが

白でもなく黒でもないグレー

ここを保つのも難しそうですが

大物を逮捕するのには

どこまでの行為が許されるのか・・・

警官の血・・・警察官として

もっていないといけないのは何か

 

 

 

ウシク、ちっちゃい目だなあ

飄々としているけど動きは機敏

ガンユンの自宅のあちこちを撮影しているときは

見つからないかとドキドキした