ロ・ギワン ★★★
キャスト
ソン・ジュンギ
チェ・ソンウン
チョ・ハンチョル
イ・サンヒ
ワエル・セルスプ
ロ・ギワン(ｿﾝ･ｼﾞｭﾝｷﾞ)は北朝鮮から中国へ亡命してそこで暮らしていたが
母の事故死がキッカケでベルギーの首都・ブリュッセルに逃げてきた
ギワンは難民申請を行うがIDや旅券などの身分証がなく
通訳に頼んで脱北者の認定を受ける手続きをするが
次の面会は年明けの2月だと言われる
ギワンは公衆トイレで寝泊まりし
ビンや缶を集めお金を作って生活をした
ある日、ギワンは殴られコインランドリーで倒れてると
イ・マリ(ﾁｪ･ｿﾝｳﾝ)に母の形見の財布を盗まれてしまう
警察に訴え、マリは警察で聴取を受ける
母の死で生きる希望を失っていたマリには窃盗の前科があり
盗んだ額を少なく証言したら財布と金を返すと約束
マリは賭博射撃の店を経営するシリル（ﾜｴﾙ･ｾﾙｽﾌﾟ）に財布と金を返すかわりに
賭け試合に出るよう交換条件を出される
マリは元ベルギー代表の射撃の選手だった
しかし、遠征中に病気の母が安楽死を選び
生きる気力を失ってしまった
マリは賭け試合に勝って財布を取り戻し、ギワンに返す
ギワンはマリの紹介でイルシムの精肉工場で働く。
同僚で同じく北朝鮮出身のソンジュ（ｲ･ｻﾝﾋ）と仲良くなる
ギワンはベルギーに来たのには
いじめられている同志を助けて警察とトラブルを起こし指名手配される
ある日、ギワンと母は警察に見つかって追われ
その途中で母がトラックにひかれてしまった
叔父が母の死体を病院へ売って金を手に入れギワンに母の財布と金を渡し
ベルギーへ逃亡しろと言ったのだ
難民認定の公判が始まる
ソンジュが嘘の証言をし
ギワンはソンジュに対して怒りをぶつける
その後
中国に強制送還されることになったソンジュが謝罪に来る
中国にいるソンジュの病気の末娘の治療費が必要なので
仕方なく嘘をついたと言う
ドラッグに溺れていたマリを
ギワンは身体をもって助ける
２人は恋に落ち同棲した
中国に帰ったソンジュから
ギワンの母が死んだ事故についての新聞が送られてくる
２回目の公判に一緒に行ったマリが先に帰るとギワンから離れた
公判で弁護士は新聞の記事からギワンが北朝鮮出身であり
難民認定を受ける資格があることを主張する
ふと・・・
ギワンはマリが家に帰ったのではなく
シリルに呼び出されたのだと思い立ち
公判を抜けてシリルの賭博場へ走った
シリルは銃撃戦のすえ商売敵のゲルトを殺害
やってきたギワンがシリルにつかみかかり
マリがシリルを撃ち、2人はその場から逃げる
後日、マリは父・ユンソン（ﾁｮ･ﾊﾝﾁｮﾙ）に金を用意してもらい空港へ
ギワンは必ず会いに行くと言いマリを見送った
1年後。
真面目に働いて難民認定を受けたギワン
ギワンはフィリピンで暮らしているマリをたずね
抱きしめた
感想は・・・
ソン・ジュンギなので見始めたのですが
髪型のせいかいつもの顔と違うじゃないか
つるつるピカピカの顔でもなく小汚いし・・・
そして辛い・・・
見ているのが辛くなる
「ある日～真実のベール」もキム・スヒョンが
やられてやられて辛かったけど
始まりから数話
やられて落ちて落ちてのドラマ
両方巻き返すまで辛かった
でもこの２つはガンガン巻き返しがあって
スカッとするのだけれど
「ロ・ギワン」も「ある日～真実のベール」もスカッと感がなかった
特にこの「ロ・ギワン」ハッピーエンドだけれど
辛かった日々が報われるほどの映像がなく
気持ちがどんよりで終わりました😅
まあ、実際の話だから仕方ない
現実はそんなものです
トイレで寝て、カビの生えたパンを食べ
ゴミ箱から人の捨てたペットボトルを漁り水を飲む
何も持たなくても生き延びることができるんだ・・・と
なんかその様子がリアルで不憫すぎて辛かったわ
脱北者や移民の人たちはこれが現状なのでしょうか
本当に欲しいのは
この国に住む権利ではなく
この国から出て行く権利なのだ
マリ
「アンナラスマナラ」の中森明菜
今回は明菜じゃなかった😅
賭け試合に関わっていたけど
元ベルギー代表が麻薬を使う組織と関わるって・・・
よく抜け出せた
きれいな国なのに始終暗い画像でした
