記憶~愛する人へ  ★★★★☆

 

キャスト

 

イ・ソンミン

キム・ジス

ジュノ

パク・ジニ

ユン・ソヒ

チョン・ノミン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太善ローファームのやり手弁護士パク・テソク(イ・ソンミン)は

韓国グループの末娘の婚約者チャ教授(パク・ジュヒョン)が

起こした医療事故の弁護を担当する

事故の経緯を内部告発するというキム教授(カン・シニル)の

弱みにつけ込んで事件を解決しようとする

 

 

新人弁護士のチョン・ジン(ジュノ)は

テソクのやり方に戸惑う

 

テソクは友人で医者のジェミン(チェ・ドクムン)から

アルツハイマーであることを知らされる

そんな中、キム教授が自殺

警察は遺書からキム教授を自殺に追いやったのは

テソクではないかと推察する

 

 

ヨンジュ(キム・ジス)に息子のジョンウ(ナム・ダルム)が

万引きしたと連絡が入る

ヨンジュはテソクに相談しようとするが・・・

 

 

 

医療事故の件をなかなか片付けられないテソクは

早く解決するように韓国グループから釘を刺される。

そんな中、テソクは久しぶりに家族と食事をするために

待ち合わせのレストランに向かうが

途中で突然自分の居場所が分からなくなってしまう

 

 

 

酔って元妻ウンソン(パク・ジニ)の家で寝ていたテソクに

テソク自身も自分の行動が理解でずにいたが

ヨンジュは怒りを露わにする

一方、テソクはウンソンとの息子ドンウのひき逃げ犯が

現場に現れたと上司のイ代表(チョン・ノミン)に話す

そんな中、ジョンウが同級生のものを盗んだと

学校から呼び出しがかかる

 

 

ヨンジュはテソクのコートから見慣れない薬を見つけ

アルツハイマーの薬だとわかりショックを受ける

 

いじめに耐えかねたジョンウは中心人物で

学校の理事長の息子を石で殴ってしまう

ジョンウがいじめを受けていたことが明らかになり

テソクはこれまでジョンウと向き合ってこなかった自分を責める

保護者会に訪れたテソクとヨンジュは理事長と対立

 

 

ウンソンの後輩であるカン検事(ホ・ジョンド)から

15年前のドンウの事件について

調べるよう頼まれたチュ記者(キム・ミンサン)は

事件の裏に何か大きな力が働いていることを確信する

 

テソクの変化が心配で仕方がない秘書のソナ(ユン・ソヒ)は

ヨンジュを呼び出し尋ねると

ヨンジュがテソクがアルツハイマーであることを伝える

ソナはショックを受けながらもテソクを支えると約束する

 

 

ある夜、テソクは家に帰ろうとして

またしてもウンソンの家に行ってしまう

自分の行動に驚くテソク

 

一方、先日の裁判所で目の前の自分に気付かなかったテソクに

ジンも疑問を持ち始める

そんな中、チュ記者のもとには

ひき逃げ犯を知るという人物から連絡が入る

 

 

イ代表はテソクの部屋で

ドンウひき逃げ犯を知らせてきた男の映像を見てしまう

それはイ代表の息子スンホ(ヨ・フェヒョン)の友人ヒョヌク(シン・ジェハ)だった

カン検事はヒョヌクを追っていたが

 

テソクは街でジョンウに会い一緒に帰るが

自宅までの道をたびたび間違え

ナビの使い方もわからなくなってしまうテソクに

ジョンウは不安を覚える

 

 

テソクは以前から気になっていた殺人犯クォン・ミョンス()の

冤罪疑惑を聞かされる

当時、弁護を担当したテソクは自責の念にかられる

一方、テソクは異変に気付いたジョンウに自分の病名を話す

そんな中、テソクのもとにヒョヌクが首つり自殺したとの知らせが入る

テソクは、スンホを問いただすが

スンホはヒョヌクに罪を着せてしまう

 

 

テソクは、スンホを問いただす。だがスンホはヒョヌクに罪を着せてしまう

刑務所にミョンスを訪ねたテソクは

自分が再審請求を担当すると言いう

そんな中、引き続きひき逃げ事件を調べていたテソクは

真犯人に気付きイ代表が自分をスカウトした理由を知り愕然とする

 

 

ヒョヌクの他殺を立証し

ひき逃げ犯を追いつめようと考えるテソクとウンソン

テソクはヒョヌクの彼女から渡されたUSBを

何者かにに奪われた奪われる

 

そんな中、テソクの病気がネットにアップされてしまう

 

 

 

テソクはテレビの生放送に出演し

そこで病気を公表し、その場でミョンスの冤罪まで訴えた

テソクは世間の注目を浴び再審がとおる

その頃、スンホがひき逃げとヒョヌク殺害で自首

駆け付けたテソクの前で自分の罪を告白するが

テソクはヒョヌク殺害の真犯を暴くと言う

 

 

事務所を去るテソク

こうしてミョンスの再審請求裁判が始まる

個人事務所を開設したテソクはさらに病気が進行し

ジンに公判を任せる決心をするが

ジンはそんなテソクを励まし続ける

こうして、次の公判の日を迎え

ミョンスは無罪にを言い渡される

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想は・・・

 

 

 

 

 

2016年のドラマなので7年前

登場する俳優さんも少しずつ若いですが

良く知っている俳優さんがたくさん出ていてホッとする

 

アルツハイマー・・・泣けるんだろうなと

思っていたけど

息子をひき逃げした犯人を捜すという大きなことと

不条理な事件の弁護などが軸になっていて

思うよりは泣かずに済んだ

 

アルツハイマーを取り扱ったドラマでは

スエとキム・レウォンの「千日の約束

 

 

カム・ウソンとキム・ハヌルの「風が吹く」を

思い出しますが泣けました

 

 

現実でそういうことが起こると

こうはいかない気がしますが・・・

 

イ・ソンミンいいですね

名演技でした

表情が何とも言えない

 

未生」ですごく良くてそこから印象が変わったのですが

未生」は2014年のドラマ

 

 

今年見た映画「手紙と線路と小さな奇跡」は2021年

この映画のソンミンも良かった

 

 

 

主役なので当然画面によく映る

自然と顔をチェック

鼻も目もわるくないのにイケメン枠ではないのは

なぜだろう?

髪型??

なんでこんな髪型なんだろう

 

 

息子のジョンウがいい子で・・・

学校でいじめられて屋上に上りますが

今回は落ちなかった

凍てついた愛」では落ちたからね

 

 

両親ができた人だとやはり息子も良い子なのか

母親がキム・ジス

相変わらずきれいなアイラインで見つめてしまう

ジョンウのことで学校に呼び出されても

いつでも息子を信じているし味方だと

 

ジョンウの友達にもテソクの元妻にも

かける言葉が優しく・・・

相手の立場になって考えられるいい奥さんでした

 

 

 

保護者会でもテソク素敵だった

弁護士なので当然口はたつけれど

 

 

 

君たちの暴力と卑劣な嘘は

やられたらやり返すという教訓を

息子に授けてくれた

友達がいじめられていても

自分の身を守るためには

傍観すべきだと教えてくれた

 

先生にも感謝します

助けを求めたら

いじめの張本人を呼び出し

息子を密告者にした

教師は信用できないと教えてくれました

 

(中略)

 

救いようがないのは誰でしょうか?

被害者を加害者にした学校ですか?

それともいじめる加害者ですか?

加害者に立つしかなかった子どもですか?

それとも

暴力に暴力で対抗した息子ですか?

 

手本となるべき大人がいません

そして誰より悪いのは私です

依頼人の話を聞くのが弁護士です

しかし息子の叫びには

耳を傾けませんでした

暴力に暴力で返すしかなかった息子に

父として合わす顔がありません

 

救いようのない子どもは存在しません

子どもは傲慢な私たちより

はるかに純粋であり失敗を

挽回する機会と勇気があります

 

 

これを保護者会でとうとうと述べた

息子も妻も尊敬しますよね

ジョンウも一生忘れないと

 

 

アルツハイマーの薬の研究開発は

日々されているんだろうけど

発症すると少しでも進行しないようにする薬しか

ないと思っていたら

今、超初期に服用すれば効くという薬がでたんですね

かなり費用も高いようですが

 

 

不幸は何の前触れもなく訪れる

じわじわと静かに忍びより

準備する時間すら与えてくれない

 

 

 

ジュノはこのドラマが初出演ドラマ

秘書のソナと淡いラブライン

ソナ演じるユン・ソヒはよく意地悪な役で見るような気がして

今回もその目で見ていたら

テソクを心からサポートする良い秘書でした

 

 

 

テソクの前妻との息子ドンウ

樹木葬のようで後半に何度か出てくるのですが

あの林の中ドンウの木を探せるんだ・・・と感心した😅

整備されているないしただの林に見える😅

 

 

間違いはなおせばいい

大事なのは過去ではなく未来だ

 

自分の今までの人生を振り返り

間違っていたと思ったことを

正しい姿に戻そうと奮闘

病気になって気づかされたんですね

 

イ・ソンミンの演技は見る価値ありでした