あの日、兄貴が灯した光 ★★★★
キャスト
チョ・ジョンソク
Ｄ．Ｏ．
パク・シネ
柔道選手の弟ドゥヨン（D.O.）は試合中の怪我で失明
兄のドゥシク（ﾁｮ･ｼﾞｮﾝｿｸ）は詐欺の前科10犯で服役中
ドゥシクは弟の怪我を知ると仮釈放の申請をし、自宅に戻る
自宅に入ると室内は荒れ果て
ドゥヨンは自室にこもりカーテンを閉めベットにもぐりこんでいた
ドゥヨンのコーチのスヒョン（ﾊﾟｸ･ｼﾈ）は訪れた時
ドゥヨンは栄養失調で倒れていて病院に運ぶ
ドゥシクはドゥヨンの耳元で
「俺に迷惑をかけずに死ねないなら生きるんだな」とつぶやく
ドゥシクはドゥヨンの食事の用意をするが
ドゥヨンは受け付けない
スヒョンはドゥヨンにパラリンピックを目指すように言うが
ドゥヨンは断る
昔を思い出し家族で銭湯に行き中華料理を食べた事を話しだす
家を出て行ったドゥシクを両親と共に
待ち続けたとドゥヨンは言った
ドゥヨンは両親を亡くした後
兄貴を忘れようと心に決めたのだと言った
ドゥシクはドゥヨンを銭湯に連れて行き背中を流しながら
ドゥシクには義母だったドゥヨンの母との話をする
家を出たのは近所の人から言われた
『あんたは薄情な息子だ』と言う言葉だと・・・
病気だったドゥシクの母を看病していたドゥヨンの母が
ドゥシクの母の死を待っていたと聞いたことが
家を出た理由だと話した
ドゥシクはドゥヨンに服を買ってやろうと店に行くが
客がドゥヨンがぶつかり倒れたことで揉め事になり
警察官の前でドゥヨンと2人で芝居をする
帰り道、2人は腕を組みを歩いた
柔道一筋だったドゥヨンに女を教える事にしたドゥシクは
ドゥヨン髪型を整えスーツを着させて
夜の街へと連れ出す
以前受けた検査でドゥシクは余命3ヶ月を告げらる
ドゥヨンは早朝に黙って帰ってきたドゥシクに
目玉焼きを作り火傷する
ドゥヨンの母は毎日
家を出たドゥシクの分も
目玉焼きを焼いていたとドゥヨンは言った
ドゥシクはドゥヨンにパラリンピックに出て金賞を取り
安定した生活を遅れるようにさせてやりたいと考える
スヒョンに自分の余命を告げ弟を託したいと言う
スヒョンはパラリンピックのコーチに移動し
ドゥヨンを支えたいと監督に願い出る
大会に出るようになったドゥヨンは
パラリンピックの代表選手に選ばれる
一方闘病生活を送るドゥシクは薬を袋ラーメンの奥に隠し
ドゥヨンが一人で生活が出来るように家を改装
ブラジルで行われるパラリンピックに送り出したドゥシクは入院
決勝戦を控えたドゥヨンは
兄貴のために金メダルを取りたいが
けがをした試合を思い出し怖くて
棄権してもいいかとスヒョンに相談
スヒョンは棄権しても良いし次回もあるけど
お兄さんは居ないかもしれないと秘密を明かす
ドゥシクの元に帰ろうとしたドゥヨンだったが
厳しい試合の末、金メダルを勝ち取る
試合が終った後
ドゥヨンはその場を動かず何度も兄貴と叫んだ
ドゥシクの死後レコーダーから流れるドゥシクの声・・・
感想は・・・
チョ・ジョンソク出演で見てみました
「7番房の奇跡」の脚本家で
３年を費やして完成させたそうです
だから？
家出して１５年ぶりに再会する兄弟ですが
ﾄﾞゥシクが詐欺の前科１０犯で刑務所にいるとは・・
最初は何の罪で服役してるんだろう…と思いましたが
家族とは無関係の罪でした
脚本家さん、刑務所アイテムが好きなのかな
絶望から徐々に脱出していくドゥヨンの姿は
見ていて心が温かくなり嬉しい気持ちになりました
「兄貴」っていいんだな・・・
近所の人の無責任な一言から
家を出てしまったドゥシク
なんか、弟への接し方が自然でとても見やすかった
ドゥヨンもまた
兄に対して当然反発はするものの
頑なにというほどではなく・・・
両親を失い、視力も失い
絶望と不安のなかでの兄との再会は
ドゥヨンにとって血のつながりの救いだったんだろうか
なんでサウナでバナナを食べる演出？🤣
D.O.
若干暗いイメージですが
ドゥシクがクラブに連れて行こうと髪の毛をセットアップしたら
イケメンになったのでびっくり😅
ショップでのトラブルは
薄らいでいた気持ちが
ぐっと兄に寄った出来事だったろうな
養母の目玉焼きのエピソードは泣けました
切ない・・・
せっかくなのに・・・
いい雰囲気の兄弟だったのに・・・
なんで死ぬの・・・
