アンナ  ★★★★

 

 

キャスト

 

ペ・スジ

キム・ジュンハン

チョン・ウンチェ

パク・イェヨン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イ・ユミは、テイラー店を営む父親(チェ・ヨジン)と

耳が聞こえない母親(キム・ジョンヨン)の1人娘として育つ

幼い頃、店に来た客でアメリカの婦人に

ピアノ、英語、ポーカーフェイスなどを教えてもらった

 

 

高校時代、ユミは美人で成績もよかったが教師と恋愛し

大学受験直前で皆にバレてしまう

教師は保身のためすべてユミのせいにし

ユミは受験前数ヶ月の時に

ソウルの高校へ転校させられる

 

 

ユミは優秀だったが転校等も重なり受験に失敗

ある日、父親からの電話で

母親が初期の認知症になっていることを聞く

ユミは両親を安心させるために

大学に合格したと嘘をつくのだった

 

 

同じ家に住んでいた1学年先輩のジウォンは

寮母さんづてに同じ大学の新入生であることを知り

ユミを出版関係のサークルに誘う

ユミは、大学の新入生のふりをしてサークルに入部し

ジェホ(ホ・ヒョンギュン)と知り合い付き合うことに・・・

 

 

ジェホはニューヨークへ留学することが決まり

結婚を前提にユミも語学留学のために

一緒にニューヨークへ行かないかと誘う
ユミは両親に嘘をつき資金を援助してもらい

一緒にニューヨークへ行くことにするが
空港でジェホは母親からの電話で

ユミが同じ大学に通っていないこと

そもそもどの大学にも入学していないことを知らされる

ユミの嘘が発覚しジェホとの関係も終わる
 

そしてニューヨーク行きがだめになった時

ユミの父親が亡くなってしまう

ユミには知らせていなかったけれど

父親は癌を患ってたのだった

店も破産し母親は叔母が預かってくれることに・・・

 

ユミはソウルでいくつもアルバイトを掛け持ちお金を稼ぐ

ある日、ギャラリー「マレ」のアルバイトの募集に応募
仕事はギャラリー「マレ」の館長の娘 

ハン・ヒョンジュ(チョン・ウンチェ)のお世話係だった

 

 

ヒョンジュはアメリカで修士を取得した経歴もあり英語も堪能

ヒョンジュのパスポートは「Lee Anna」の名前で記載されていて

韓国名の「ハン・ヒョンジュ」と

アメリカ名の「イ・アンナ」の2つの名前を持っていた

 


高圧的な態度でユミを罵倒する館長や

わがままなヒョンジュに嫌気がさし

ギャラリー「マレ」のレジにあるお金と

ヒョンジュのパスポート

ヒョンジュが大学に提出する予定だった卒業資格書を盗み

マレから去る

 

そしてユミは、名前を「イ・アンナ」へ正式に変更し

ヒョンジュの学歴とそこから生まれた人脈を手に入れる

アンナになったユミは

アカデミーの先生になり

さらには大学の先生にまで登りつめる

 

 

大学の関係者からの紹介で

有名なIT会社「ITソリッド」の社長ジフン(キム・ジュンハン)との

お見合いを勧められ2人は結婚

アンナは自身の素性が明らかにならないように

両親をも偽造し乗り切る

 

 

結婚した後、政界入りを目論んでいたジフンは

慈善活動に力を入れていて

財団のあるイベントで

アンナが咄嗟に手話で子供を助けるシーンが

メディアで大絶賛され

アンナを積極的に政治活動等に関与させるようになる

 

 

ある日、マンションのエレベータに

ヒョンジュが乗ってきて

イ・ユミであることヒョンジュの名前と経歴を奪い

成功した人生を送っていることがバレてしまう

 

 

ヒョンジュンは離婚調停のため韓国に戻ってきていて
多額の借金を抱えてお金に困っていた

ヒョンジュンはアンナに3億ウォンのお金を要求

 

アンナは支援者たちから賄賂をもらい

そのお金に当てようとした

支援者と会うだけで

何も言わなくても賄賂をもらうことができた

そんな中、ヒョンジュが亡くなったことをニュースで知る

 

 

ある日、ジフンには内縁の妻イム・ソヨンがいて

自閉症の息子ミンジェがいるという秘密が

ニュースによって明らかにされる

息子はアメリカで暮らしていて

内縁の妻はチェジュ島の海で事故死していた
 

実際にはイム・ソヨンの事故には

ジフンが関係していて

アンナが問い詰めるとヒョンジュを殺害したのも

自分であることを認める

 

そんな中、アンナが政治献金をもらっていたことが

ジフンに知られてしまう
ジフンはそれを隠蔽するため

選挙が終わった後に

アンナにアメリカの病院で療養させようと計画


 

アンナはジフンの秘書のユミ(パク・スヨン)の協力を得て

ジフンの悪事の証拠を集めていく

 

ジウォン(パク・イェヨン)は大学を卒業し記者になっていた

ユミとはたまに連絡を取り合っていたが

メディアに露出するアンナを見て

ユミであることに気付く

 

アンナはジウォンに

アンナの秘密とジフンの秘密の証拠をすべて渡し

2人は選挙後のタイミングで暴露することを計画

 

 

ジフンはソウル市長に当選

そんな中、アンナは母親が危篤の知らせを受けるが

当選直後で素性がバレるリスクなどから

ジフンに止められる

 

翌日、ジフンは息子のミンジェに会う口実で

アンナとサンフランシスコへ向かう

飛行機に乗り込んだ時、アンナは

母親が亡くなったという知らせを受ける

 

そしてアメリカに到着し車を走らせている最中

ジフンはアンナにアメリカで療養することを提案

 

 

 

療養のためにアメリカに連れてこられたことを理解

そしてジフンがたまたま飛び出てきた鹿を

避けようとしたタイミングで

アンナがブレーキをかけ電柱にぶつかり

ジフンは車の席とエアバッグに挟まれ身動きできなくなる

 

車から降りれたアンナは

ジウォンからの

「暴露の記事は上層部からストップがかかっており

検事からも協力がえられない」というメールを読み

アンナの絶望に追い討ちをかける

アンナは自分のバッグに火をつけ

ジフンが動けなくなっている車に投げ入れた・・・

 

 

その後、ジフンは遺体で発見され

アンナは行方不明と韓国で報道される

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一気に見てしまいました

 

ディレクターズカット版(8話)と

Coupang Play版(6話)がありますが

ブロ友さんお勧めでディレクタズーカット版を視聴

こちらの方が幼少期まで丁寧に描かれています

Coupang Play版は監督の許可なく

勝手にカットされた6話のようです

 

ユミの人生は高校教師との恋愛から

歯車が狂ったのでしょうか・・・?

卑怯で最低な教師だった

 

父親がユミの子供の頃

強い上昇志向を心配していました

他人の経歴を使い嘘を重ねて生きてきたけれど

アメリカ人女性に教えられた通り

ポーカーフェイスを貫いていた

 

自分の方から仕掛けることもなく

才能と容姿で運命が味方し

導かれている感じで

自らアンナがどんどん成りあがっていくイメージは

なかったけど

マレに通う道も自宅の高層マンションの階段も

ハアハア言いながら

どんどん上に上っていくシーンを見ると

これがアンナ自身なんだなと思いました

 

 

 

 

本物のアンナ

どこで見たのかと思ったら「ザ・キング~永遠の君主」だった

 

 

破産して韓国に戻ってきたけど

高級マンションに住んでいるんですね

 

 

この世にお金で解決できないことはない

もし出来ないなら

それは金額が足りないってことよ

 

 

 

 

彼女のお母さん役ペク・ジウォン

連続で見ている気がする😅

よく出演してるなあ~

 

 

夫のキム・ジュンハン

賢い医師生活」アン・チホン先生

 

 

今回は野心満々のIT企業社長

無念で母親を亡くしましたが

アンナの素性はちゃんと調べてたんですね

結婚式での記念撮影で一緒に子供を並ばせた時

ああ、隠し子なんだなとわかりました

彼もまた嘘と秘密の人

 

 

アンナはもとより才能がある少女だったけど

もとよりもっている環境・・・親の地位などは大きい

 

両親をひた隠しにしていたわけでもないし

嫌っていたわけでもないけど

賢さや美しさを持っていると

自分の居場所をこんなはずじゃない

もっと上にいられる人間なんだと

嘘をつくチャンスを捕まえちゃったんでしょうか・・・

 

 

ひとつ嘘をつくと嘘に嘘を重ねないと辻褄が合わなくなってきます

昔見たイ・ダヘの「ミス・リプリー」も成りすましでしたが

あのドラマはもっと焦りや痛々しさ、苦しみが描かれていました

アラン・ドロンやマットデイモン主演映画

「太陽がいっぱい」の主人公リプリーからとったタイトル

ミス・リプリー」は韓国で実際あった学歴詐称事件がモチーフで

美術界のシンデレラとその女性は呼ばれていたそうです

今回も美術専攻でした

似てるね😅

 

 

サンフランシスコの車中

鹿が出てきてアンナの療養所行きを助けてくれました

お母さんが助けてくれたんですね

 

バッグに火をつけて

車に投げ入れ去っていく時のアンナの泣き顔
切なかった~😭

殺してしまうとは驚きました😱

こういうラストをアメリカの砂漠の中のシーンにするって

ドラマがグンと大きくなりました

なぜかわからないけど・・・洋服のせいもあるのか?なぜか

「風と共に去りぬ」スカーレット・オハラを思い出した😅

 

ああ、面白かった~