君は私の春  ★★★☆

 

 

 

キャスト

 

ソ・ヒョンジン

キム・ドンウク

ユン・バク

ナム・ギュリ

オ・ヒョンギョン

 

 

 

 

 

 

 

1994年、ダジョン(ソ・ヒョンジン)と弟は

酒浸りの父親が母親にふるう暴力におびえていた

ダジョンが窓から見える隣の家の子供になるのが夢だった

ある日、母親は2人を連れて家を出た

 

 

2020年

ダジョンは高級ホテルのコンシェルジュマネージャー

仕事はできるがダメ男ばかり選んでしまい

再出発するために引っ越したのが事故物件の99ビル

1階は親友ウナ(キム・イェウォン)と双子の兄チョルド(ハン・ミン)のカフェ

階下はJYD精神科医院

精神科医のチュ・ヨンド(キム・ドンウク)が

自分に心臓をくれたイ・ジョンボムが

殺害された場所に引っ越してきたのだった

ダジョンはヨンドと知り合いになるが心の中を見抜かれてしまう

 

 

 

ダジョンの元に代表のチュ・ジュン(ユン・パク)が

連日やってきて付き合おうと言うが

ストーカーと呼んであしらってきたが

ジュンの一言で心が揺れる

 

ジュンはダジョンに会いに来るたび

鉢合わせするヨンドが気に入らず

患者として医院にやってきて

なぜ監視するのかと挑発する

ヨンドはジュンのソシオパス的な面を見抜き

ダジョンに彼とは付き合わないよう忠告する

 

 

 

 

ヨンドは18年前、居酒屋のトイレで下着姿のまま

血に染まった服を洗っている学生を目撃したが

学生に面影にジュンを重ねていた

しかしダジョンはジュンを受け入れ付き合うことに・・・

 

 

 

ダジョンはジュンとカフェでお茶をしている時

ダジョンが席を外してる間に

ジュンが自分の携帯を勝手に操作しているのを見て

ショックをうける

席に戻った時にジュンは姿を消していて

ジュンの行動が気になるダジュン

彼がくれた紙の花にロッカーの番号が書かれているのに気づき

そのロッカーを開けに行く

 

 

 

ロッカーにはデートの時に見たオルゴールが入っていて

オルゴールの中には1枚の写真と手紙が入っていた

写真には幼いダジュンも写っていて

手紙は3件の殺人事件の犯人だと言う自白だった

その頃、ジュンは工事中のビルの上から投身自殺を図り

警察はジュンの身元をチェ・ジョンミンと発表

 

 

ある日、ダジョンは職場のホテルで

ジョンミンとうり二つの男性を見て驚く

VIP顧客リストで彼は

アメリカから来た医師イアン・ノーマン・チェイスだとわかる

警察に出向きコ刑事にジョンミンには

双子の兄弟がいないか尋ねる

 

 

 

ジョンミンとチェイスが双子かもしれないと考えたヨンドは

ジョンミンが自殺した場所を訪れる

そこでチェイスと遭遇し

ジョンミンとの関係を聞かれるが答えず立ち去る

 

 

 

その頃、恋人パトリックから逃げる女優のガヨン(ナム・ギュリ)は

99ビルのダジョンの部屋に強引に居候を決め込むが

ヨンドとダジョンがお互いに好意を持っていることに気づき

自分とヨンドとの結婚と離婚の経緯を

ダジョンに説明し黙って部屋から出ていく

 

 

 

家族のこと心臓移植を受けたことをダジョンに話すヨンド

心臓移植を受けたものの10年後の生存率が50%程度だと話し

ダジョンが好きになったと言いながらも

将来の約束ができないヨンドは友達申請をする

 

 

 

ある日、チェイスに呼び出されたダジョンは

チェイスが席を離れた時

以前ジョンミンにもらったものと

同じ紙の花をテーブルの上に見つける

紙の花にショックを受けたダジョンは

3階のヨンドの元へ

これまで誰にも話せなかった

つらい過去を泣きながら話す

 

 

 

キスで友達から恋人に昇格した二人

初めてダジョンを部屋に招きいれて舞い上がるヨンド

そんなある日、ヨンドは運転中に心臓に痛みを感じ・・・

 

入院したことをダジョンに知られないようにするが

ウナたちに知られる

 

 

 

 

チェイスの部屋で殺人事件が起こる

チェイスが倒れ気づくと秘書が血を流し死んでいた

事件当夜の映像が簡単に手に入り

ホームレスのファン・ジェシクが犯人だとわかる

 

 

 

ヨンドは江陵でダジョンの母ミランと偶然再会した時に

ヨンドの移植を知らないミランは

健康で長生きしてダジョンのそばに末永くいてくれと頼まれる

入院を知ったダジョンは病院に駆けつけるが

コ刑事にヨンドがダジョンに会ってはいけないと思うと

心臓が握られたように痛くなると話しているのを聞いてしまう

 

 

 

別れを決意したヨンドに

人の幸せを勝手に決めると怒りをぶつけるダジョン

ヨンドを引き留めることができず

江陵から心配で出てきた母を見て涙が堰を切る

 

ダジョンからヨンドのことを聞いたガヨンは

好きな人を傷つけるなんて!と

恋を諦めようとするヨンドを怒鳴りつける

 

 

 

2人はやはり付き合うことになり

できるだけ時間を2人で過ごそうとする

ヨンドのおかげで過去のトラウマに向き合えたダジョン

最善を尽くしてできるだけ長生きするために

仕事を減らしたヨンド

 

 

 

 

チェイスはアメリカに戻り精神科を受診

弟ではなく自分が影だったことに気づき

幻聴や幻覚を追い払い静かに眠れる日々を取り戻す

 

ヨンドの心が辛い季節の終わりに

手を差し伸べてくれたあなたは僕の春と語り

辛い季節がまたやってきても

間違いなく手を差し伸べるとダジョンの心が答える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想は・・・

 

 

 

 

 

 

出だしからだんだん失速

ヒーリングラブストーリーかと思っていたら

ソシオパスが出てきてサスペンス・・・のような

 

幼いころに父から母への暴力におびえたダジョン

自分が移植できなかったために

亡くなった兄がいたヨンド

7才の心を抱いたまま大人になった2人

いや・・・チェイスも入れたら3人か

ヨンドの形だけの元妻ガヨンもトラウマ

 

 

精神科医のヨンドの言葉にホロリと来たり

なるほどと思ったりしましたが

 

 

 

 

心が壊れたら病院に来ればいい 

そのために自分はいるのだから

 

 

辛かったら我慢せずに

誰かを頼ればいいんだ

 

 

 

辛かっただろう 

楽になったら幸いだという言葉 

それはあの日の君を

抱きしめられなかったが

耐え抜いた今の君を

抱きしめたいと言う

もっとも温かい慰めの言葉だ

 

 

 

心が傷ついたは比喩ではなく 

傷が見えないだけで

外傷を追っているんです

交通事故で全身を骨折したようなもの 

今すぐ起き上がれと言ってはなりません

日々耐えているだけでも立派なんです

 

 

ダジョンが過去のことをヨンドに打ち明け

それぞれの傷と向き合い乗り越えていく姿には

じ~んとしたのですが・・・

ミステリーな殺人事件がどうもよくわからず

このドラマに必要だったのかな?

 

まだ、ジュンの時はどう絡んでいくのか

興味があったのだけど

ジュンが死んでイアン・チェイスになってから

どうもよくわからなくなってきて

ミステリーと言うより不気味な感じ

 

ソ・ヒョンジンとキム・ドンウク

共演NGじゃないのかなと何度も思いました

だって、キム・ドンウクの顔が小さいのか

二人が並ぶとソ・ヒョンジンの顔が

すごく大きく見えるんだもの~

こんなに顔大きかったんだっけ?と思いました

 

キム・ドンウクって初めて見る人だと思っていたら

コーヒープリンス1号店」に出ていました

ど・・どこに?

 

 

 

ミラン

DV夫と暮らしていた時と逃げて

お店をしている現在とではかなり雰囲気が違い

本来はこういう明るい人なんだ・・・とギャップが

その人の人生を一緒に居る人によって

こんなにも変えるのかと思いました

 

いつものように施設が出てきて人身売買が行われ・・・

でもミランは2人の子供を手放さなかった

2人とも立派に育ったし

 

99ビル、事故物件ですが住むにはいい環境でした

屋上は広くなんにでも使えるし

 

・・・でも、まあ、ちょっと期待外れでした~