カインとアベル   ★★★★☆

 

キャスト

 

ソ・ジゾブ

シン・ヒョンジュン

ハン・ジミン

チェ・ジョンアン

 

 

 

 

 

 

 

 

交通事故による脳死状態の母の子宮から

7ヶ月で生まれてきたチョイン(ソ・ジソブ)

生存できたのはイ・ジョンミン院長のおかげだった

自身を実子のように受け入れてくれたジョンミンと違い

ジョンミンの妻ヘジュ(キム・ヘスク)はチョインを邪魔者扱いした

 

 

 

 

そんなチョインを受け入れてくれたのは、

ジョンミンの息子であり年上のソヌ(シン・ヒョンジュン)だった

ジョンミンの勧めで検定考試を受け医大にも合格する

実の兄弟のように仲が良かった2人だが

チョインがソヌと愛し合っていたソヨン(チェ・ジョンナン)と将来を誓ったこと

脳梗塞で倒れた父がチョインに

応急センター設立を任そうとしていたことなどから

嫉妬に駆られたソヌはチョインを中国へ行くように仕向ける

 

 

 

 

チョインの監視を受けた脱北者ヨンジ(ハン・ジミン)は

チョインを詐欺師と勘違いし行動を共にするが

途中でチョインがヨンジの盲腸の手術をし

命を助けられたヨンジはチョインに

ほのかな恋心を抱くが再会を約束して別れる

 

 

 

 

 

 

ヨンジと別れた後、チョインは病院のオ理事の陰謀により拉致され

砂漠で撃たれて倒れているところをヨンジの兄オ・ガンチョルに助けられる

記憶喪失になったチョインは収容所に連行される

ソヌは北に連れていかれるチョインを見捨ててしまう

 

 

 

 

 

 

チョインの告別式を行い、脳神経センター設立の話を進めるソヌだが

7年前に発症した脳腫瘍が再発

そこへ苦難を乗り越えオ・ガンホという名前で

ソウルに帰ってきたチョインが現れる

ガンホの従妹ヨンジと再会するが中国で逢ったヨンジの記憶はなく

命の恩人オ・ガンチョルの妹としてヨンジと生活を始める

チョインの命を狙うソヌ

交通事故に見せかけた事故でチョインは記憶を取り戻すが・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想は・・・
 
 

 

 

 

【カインとアベルについて

旧約聖書・創世記第4章に出てくる

人類最初の兄弟のこと

アダムとイブの子供であり

カイン(兄)アベル(弟)という

アダムとイブが失楽園を

追われた後にできた子供で

カインが農耕、アベルが放牧する

各自の収穫物を神にささげるが

神はアベルの供物に目を止める

嫉妬に駆られたカインは

弟アベルを殺してしまう】

 

 

 

 

 

 

兄弟の確執、病院の権力争いなど内容も濃く面白かった

人間の感情で「嫉妬」というものは厄介なものだ

 

 
憎しみは身近なものへの方が強くなる

 

 

 
イ・ソヌは僕を絶対に見捨てちゃいけなかった
あんたは・・・ 僕が世界で一番愛している兄さんだから・・・

 

そのことを考えると残念で耐えられなくなる・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

思い出そうと努力して蘇る記憶もあれば

いくら消そうとしても決して消えない記憶もある

人として生きるということは消したいと思う記憶を作らないようにすること

また辛い記憶が蘇ってもそれを抱きかかえながら生き続けること

誰もが愛しく幸せな記憶と共に生きたいと願う 

人を救えるのもまた人だけではないだろうか

 

 

 

ジソブ様、バースデーケーキをもってヨンジを腕の中にすっぽり入れた時は

私も入りたい~なんて思わず😅

 

 

 

 

 

・・・・にしてもラストシーン

わかったようなわからないような・・・

結局手術はどうなったのよ~~~~?