王の女  ★★★

 

ブランのブログ

 

キャスト

 

パク・ソニョン

チソン

キム・ユソク

ホン・スヒョン

イ・ヘスク

 

 

 

 

 

 

 

 

1591年、朝鮮第14代王の宣祖の正室懿仁王后が子宝に恵まれず

亡き第一側室の王子である臨海君(キム・ユソク)と光海君(チソン)

第二側室仁嬪(イ・ヘスク)の王子信城君が世子の座を狙っていた

 

 

爪を隠した虎の如く機会を待っていた光海君のもとに

幼い頃に遊んだケットン(パク・ソニョン)が冠礼の儀を行ったという知らせが入る

 

 

 

ケットンは思いを寄せている光海君を王座につかせるために王に取り入り
側室の座に収まったのだ
 
 
 
王に寵愛され、懿仁王后にも気に入られたキム尚宮(ケットン)の勢力は強まり
光海君を世子にする基盤が固まってくる
 

 

 

そんな時、文禄の役が起き混乱の中で光海君が冊封される
和軍への対応に功績をあげた光海君は英雄視されるが
キム尚宮との仲を疑う宣祖は
光海君に嫉妬心を抱き何度となく世子交代をちらつかせる
 

 

懿仁王后が他界し後妻の座に収まった若い仁穆大妃(ホン・スヒョン)が王子を産み
光海君の座も盤石ではなくなる
 

 

 

 

その後、キム尚宮の企みにより
兄の臨海君を死に至らしめてまで第15代王の座についた光海君だったが
仁祖反正が起きて廃位に追い込まれる
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

感想は・・・
 
 
 

 



 

光海君を深く愛し国王にするために宣祖の王になり
光海君が王位についた後も支え続ける
純真な宮女だったケットンが目的のために手段を択ばない怖い女へと変貌していく
 
 
 
ケットンとカイア(妓生)の会話
「宮に戻られたら、~様の地位を戻してくださいますよう
国王に頼んでいただけないでしょうか」
「カイサ様と私の違いはそこですね、私は仇に復讐することはあっても
 何かを頼むという事はありません」
カイア様が生涯慕い続けた人は国王によって死んでしまったのだ
 
 
 
私も同じかも
復讐なんて出来ないし仇というのはいないけど
嫌だと思った人に何かを頼む事は絶対にない
武士は食ねど・・・ってこれがよくないらしいです
商人のように臨機応変にいかないと生き残れないって
友達のご主人に言われました

  
日本のドラマ大奥もそうだけど
棘のある言葉を辛辣ににこやかに手短に言える才能がほしいわ
ダレニツカウンダア?

  
韓国ドラマの時代劇は「超能力者」かと思うほどに一を聞いてすべてがわかる 
これがわかりやすくて展開が速くて見やすい理由の一つ  
王の女はいろんな人の側から時代を描いている 
それがわかりやすいという面もあるが
一人に焦点をあてていないので妖妃キム尚宮の魔性は感じられなかった 
 
 
光海君演じるチソンは端正な顔立ちで奇麗だった
兄の臨海君は精鋭で怖くってワタシ的にはこちらの方が素敵でした