読書と映画鑑賞の記録
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ごあいさつ

   
 性 別  : 男    
 年 齢  : 27     
 職 業  : 会社員    
 血液型 : O型    
 趣 味  : 旅・ジブリ・韓国    
 出身地 : 東京

 見かけによらずジブリ映画が大好きな、いわゆるふつ~の会社員です。このブログでは、本や映画の感想をメインに掲載していこうかと思っていますが、その根底に流れるリズムはハードボイルドです。「ジブリ」と「ハードボイルド」とは、なんてハチャメチャなと思われるかもしれませんが、逆にそのギャップをお楽しみいただければと思います。


 また、お仲間を募集しています。必ずしも「ジブリ」と「ハードボイルド」にこだわらなくても、ご一緒にこのブログをやっていただける方がおりましたら、老若男女問わず大歓迎ですので、ご連絡お待ちしています。  


 あと、余談ですが、僕がジブリ好きなのは、普段はナイショですので、そこのところをヨロシク~。。。(謎)

グッドモーニング、ベトナム

 
    製 作 国  :アメリカ
    初公開年 :1988
    ジャンル  :ドラマ/戦争
    監  督  :バリー・レヴィンソン
    主  演  :ロビン・ウィリアムズ
    評  価  :★★★★☆

 戦局が泥沼化し、いつ終わるともわからないないベトナム前線の兵士たちにとって、朝夕の米軍ラジオ放送は唯一の娯楽だった。それも上官の命令を無視するほど破天荒だが、それゆえに皆から愛された人気DJエイドリアン・クロナウアーの存在があったからだ。ベトナム戦争を最前線の戦闘現場からではなく、市民生活が営まれているサイゴン(現、ホーチミン)から大局的に描いた見逃せない一作。挿入歌、“サッチモ”の"what a wonderful world"はまさに錦上添花。

空中ブランコ

    著者    : 奥田英郎

    ジャンル : 小説

    出版元  : 文芸春秋

    評価    : ★★★★☆
 
 舞台は現代の日本。人間は人間社会が形成する周辺環境によって社会化された産物であり、日常生活における自己決定や選択でさえも、その社会性に束縛されることが多い。そして、時に、その社会性は人間から過度に自由を奪い、人間を硬直させ、ゆえに憂鬱に陥れる。“精神科医、伊良部一郎”を訪れるこの作品の登場人物たちは、初めは、伊良部の社会性の希薄さや稚気に圧倒されるが、そんな伊良部との出会いをきっかけに、自らの病を能動的に克服していく。第131回直木賞受賞作。

稼ぐか勝ち - ゼロから100億、ボクのやり方 -

    著者    : 堀江貴文

    ジャンル : ビジネス/自伝

    出版元  : 光文社

    評価    : ★★★☆☆

 IT産業におけるベンチャーとして脚光を浴びているライブドア社長による現代ビジネス指南書。その内容は主に年功序列・終身雇用という従来の日本式ビジネスの矛盾と弊害を忌憚なく痛快に喝破し、本書で述べられている指南は至極シンプルで理に適った説得力のあるもので、守旧的な企業においてフラストレーションの溜まった躍動的なサラリーマンにとっては溜飲の下がる思いがするだろう。著者は少なくともビジネスにおいては国境や文化という概念を払拭しており、保守的年配者を中心に賛否両論もあろうが、日本がグローバリズムという欧米式ビジネスモデルを追従する以上、当面は時流に乗ることだろう。

まんが道

    著者    : 藤子不二夫A

    ジャンル : 漫画/自伝

    出版元  : 中公文庫

    評価    : ★★★★☆

 まだ戦後の風景漂う混沌とした時代に、自分の生きる道程を「まんが」に定め、青春期のすべての情熱と精力を注力し、夢を実現していった自伝的漫画。藤子不二雄のコンビ結成。巨匠、手塚治虫との運命的な出会い。良き仲間たちと夢を競い合ったトキワ荘での至福の時。まだ純粋無垢な情というものが日本人の心に存在していた“豊かな”時代の物語であり、もうひとつの昭和戦後記でもある。

シルミド

    著者    : 白東虎

    ジャンル : 小説/自伝

    出版元  : 幻冬舎

    評価    : ★★☆☆☆

 映画「SILMIDO」の原作本。内容は著者白東虎の半生と服役中に再会したシルミド特殊部隊メンバーの告白記術。著者自身の半生の記述部分に手前味噌や脚色をうかがわせる箇所が際立ち、返ってノンフィクションを謳っている本題までもその事実を色褪せさせてしまっている感がある。映画の出来とは裏腹な残念な結果。せっかくの題材が勿体無い。構成過程における編集側のミス。

郷愁(ペーター・カーメンチント)

    著者    : ヘルマン・ヘッセ

    ジャンル : 小説/哲学

    出版元  : 新潮文庫

    評価    : ★★★★☆

 時代は20世紀初頭。産業革命以来の近代化の潮流は一層激しく、物質面のみならず人間の精神までその支配下に置き始めていた。山や水、雲や風を生まれながらにして愛する主人公ペーター・カーメンチントは都会での青春の栄光と挫折を経験しながら、やはり自らの本質はその出自である百姓にあることを悟る。ヘッセの近代文明に対する懐疑と反発、そして人間や自然への愛情を基調とした思想は現代でも色褪せず、スタジオジブリなどの作品と共通のテーマを有するかにみえる。叙情作家ヘルマン・ヘッセ27歳の出世作。

白い巨塔 ①-⑤

    著者    : 山崎豊子

    ジャンル : 小説/社会

    出版元  : 新潮文庫

    評価    : ★★★★☆

 国立大学病院の教授選や医療過誤による裁判などをめぐる人模様を通して、本来であれば医師はその社会的使命である医療行為に全身全霊で立ち向かう存在でなければならないが、本人が望むと望まざるとも関係無く、人間社会には常についてまわる権力への欲求や到底正義とは言えないことなかれ的な小さな常識、いわゆる“この世の矛盾”の中で誰しも生きていかざるを得ないという人間ドラマを著わした社会派小説。