本帰国予定の3月は引っ越しの繁忙期になるのと、子供の受験で2月は留守になるので、業者の選定と搬出日を早めに決めることにした。(12月中旬のことです。)

 

7年前に日本からマレーシアへの引っ越しで見積もりを取ったのは、サカ◯、◯通、◯ロネコの3社だった。

家財道具一式だったので、国内引っ越しよりは当然高額になる。

最安値だったのが、サカ◯。保険込みでほぼ100万だった。

◯通、クロネ◯は2割程度高かく、思ったよりも金額に差が出る。

当然安価なサカ◯を選んだ。

但し、サカ◯にはマレーシア現地法人が無いので、荷物の搬入は業務提携をしているクラウ◯だった。(搬出、搬入共に丁寧だったので、問題は無い。)

 

上記を鑑み、今回はまずクラウ◯に見積もり依頼をする。

丁寧に下見をしてくれたが、??な質問を受ける。

「今回のお引越しは、搬出は弊社、日本での搬入はサカ◯さんが行うことになるのですが、お支払いはリンギットと円のどちらになさいますか?

リンギットなら弊社、円ならサカ◯さんから見積もりを提出します。

お支払先も見積もり提出先にしていただくことになります。」

正直、はっ?だ。

クラン◯に下見依頼をしているのだから、クラウ◯からの提出が普通だ。(サカ◯が提出するなら、クラウ◯がリンギットで算出した金額を円に換算して終わりのはずだ。)

更に「今は円安ですから、お手持ちのリンギットを円に変えてのお支払いが有利です。」とサカ◯からの提出を勧めてくる。

正直アホだ。同じ作業の見積もりに為替差で損得が生じる意味が分からない。(差が生じるなら、同じ作業にも関わらずクラウ◯とサカ◯の見積もり金額が違うことになる。)

まじ変だ。意味が分からない。

 

仕方無く私が選んだのは、円。

7年前も上述のとおりサカ◯だったので、金額の比較がしやすい。

家内と下の子は引き続きマレーシアに残るから今回の荷物量は2/3程度だ。両国の経済的状況を考慮しても最大70万円程度と踏んだ。

ところがだ。サカ◯の見積もり金額はなんと、再び100万だ!

なんじゃこりゃ!

早速サカ◯に「前回の荷物量より少ないのに高過ぎる。見積もり根拠を経済的理由で説明して欲しい。」旨の連絡(メール)をする。

しかし回答は曖昧で経済的理由が一切無い。(日本での原油や人件費等の高騰とか適当なことを並べてくるかと思ったが、それも無かった。となると荷物1m3あたりの単価がバカ高ということになる。)

こうなると信用して作業を依頼することはできない。

 

そこで現地法人のある◯通と◯ロネコに連絡を入れる。(見積もり依頼)

クラウ◯の見積もった荷物量(××m3)をメールで伝えると、直ぐに返信があった。円換算にすると、◯通は80万円。◯ロネコはなんと58万円だ!

◯通は作業を2日に分けて行うが、◯ロネコは1日だ。当然◯通は追加1日作業分割高になる。ここは安さで◯ロネコを選定。

正式見積もりのため、下見に来てもらったが、少し多めの荷物量にしてもらい、62万円となった。

見積もり金額はリンギットでの提示だが、本社のある日本円で見積もった金額をリンギットに換算したものだ。当然換算レートも提示してある。つまりリンギットでも円でも同額で、円で支払えばお得ということにはならない。極めて真っ当。

クラウ◯とサカ◯には直ぐに断りの連絡を入れた。

 

引っ越しの見積もりは荷物1m3あたりの単価で決まっているので、予定より荷物量が増えた場合でも、単価の安い業者が良い。

しかし、同じ荷物量での金額差には本当に驚いた・・・。