マレーシアに興味のある人であれば、「モントキアラ」という町の名前を目や耳にしたことがあるのではないか?

クアラルンプールの中で、圧倒的に日本人が多く住んでいる町だ。

 

何故日本人が多いのか?

答えは「日本人駐在員」が多く住んでいるからだ。

では何故日本人駐在員はモントキアラに住むのか?

答えは「自分の子供を日本人学校に通わせるため」だ。

日本人学校はサウジャナという町にあるが、徒歩での通学は安全を考慮し禁止になっている。となると車かスクールバスでの送迎になるが、両親の何れかが車で毎日は困難だ。迷わずスクールバスになる。

日本人学校のスクールバスは登下校時に20本の運行があるが、内17本はモントキアラ内のコンドを巡回するためのバスだ。他は3本しかない。

どぉ〜考えても日本人学校に通わせるならモントキアラ一択だ。バス運行本数の単純計算でも、85%(450人くらい)の生徒がモントキアラから通っていることになる。

日本人の多い所以だ。

 

古いコンドも多く、好きで住んでいるというよりも、都合住まざるを得ない人達が多いように思うが、モントキアラには、1モントキアラ、163リテールパーク、プラザモントキアラ、ソラリス、パブリカ等の商業施設があり、生活をするには便利だ。

その為、日本からだけではなく、他国からの駐在員も多く居住している。彼らの子供達を獲得するため、数多くのインターナショナルスクールがモントキアラにバスを巡回させている。

子供をインターナショナルスクールに通わせるが、学校の近所には住まない場合にも、モントキアラは選択肢になりやすい。

(モントキアラほど各学校のスクールバスが巡回する町は他に無い。)

 

そんなモントキアラにガーデンインターナショナルスクールという学校がある。テイラーズという大学の傘下で、教育熱心で有名だ。

どぉ教育熱心か?結果が物語っている。

卒業生の5人に1人がハーバード、イェール、オックスフォード、ケンブリッジを含む世界大学ランキングトップ10に、2人に1人はトップ100に入学予定で、更に92%の学生は第1志望の大学に進学するらしい。

子供を海外有名大学に進学させたい方にはうってつけの学校だ。

日本の駐在員の子供達も通っていて、入学するのはそれほど難しくはない。テストはあるが、生徒定員枠が空いていれば入れる可能性が高いからだ。

年間の授業料は200万円を超えるが・・。それでもトップ大校に入学できれば、将来的に本人(子供)による投資回収は可能だろう。

子供が英語ができないのであれば、早い内に英語が身につくyear2までには入学させておきたい。Year3以降だと入学できても授業に置いてけぼりにされる可能性がある。

モントキアラは比較的大きな町で、モントキアラ内からでもスクールバスを利用してガーデンに通う子供達も少なくないが、学校の近所に住めば、放課後も友達と遊べる環境ではある。