悪魔の仮面
悪魔はいつやってくるのか分からない。
悪魔は忍び足で音をたてずにやってくる。
悪魔は私の思考と精神を強く拘束する。
そして私は、その力に屈し自分の身体を引き渡す。
たくさんのくだらない人間と堕落した社会は、強い者を崇め弱い者を砕く。
排除と抑圧、偏見とスケープゴートは私の心臓を串刺しにし、背骨に真っ黒い十字架を刻印する。
だが私が闇に向かって歩いていくと、私の過去が足を引っ張る。
それがせめてもの救いだが、それもいつかは地に落ちる。
人間の欲望。
一体どこに向かっているのか。
その先になにがあるのか。
何を破壊し何を構築するのか。
人格は変化するが状況は驚くほど冷静に直視できる。
憤怒と倦怠が脳を麻痺させる。
怒りで我を忘れただただ前進すればいい。
そう、流れに身をまかせ何も考えずに。
煉獄の剣
闇の中で輝く小さな光。
騎士はその光を求め剣を振るう。
自然、神、女性。そのなかで人間は音楽を創作し哲学に身を投じる。だが、音楽とは前世の記憶と理想郷の中で生きる女性であり、哲学とは偶然の中の奇跡を考察する。その現象は、物理学と精神性以外何物でもない。
漆黒の闇は人の心臓を貫こうとするが、騎士はその剣を振るい神を肯定しようとする。
その時、暗黒の中からひとりの人間の顔が生まれそれが輝かしく私たちを見つめている。
