こんなに身をすり減らして紡いだ時間は空っぽだ
ノートルダムにあがる炎が文化の終わりを伝えてる

ホールデンとスミスが睨んでる 蔑むような目で見てる
僕は正しい尺度で孤独の端数を繰り上げてる

受け入れずにいじけていた10代こそ
世間と肩を合わせていたんだね
受け入れようと寄り添った途端に
世間は僕と距離をとり離れていった  

ハーレーで駆け抜けた自由は辿り着けない ニューオリンズに
ブライトンの路地裏で紡いだ 愛が崖から身を投げる

そうだ 僕は誰よりも孤独を望むふりが得意
いっそ安っぽい刺激で日常を誤魔化してくれ

全部まるっきり空っぽだ ストライプに身を包んでも
どちらに属してても同じ 心はいつもひとりぼっち

生きるのはもううんざりだから
いっそこのまま長生きさせてよ
楽しいことはもういらないから
いっそこのまま退屈させないでおくれよ

誰にも理解されないのはとても息苦しくなるかい?
誰かに理解されるのはそれよりもっと息苦しい

こんなに身をすり減らして紡いだ時間は空っぽだ
ホールデンとスミスが睨んでる 蔑むような目で見てる