宮沢賢治の名言①そんなら、こう言いわたしたらいいでしょう。このなかでいちばんばかで、めちゃくちゃで、まるでなっていないようなのが、いちばんえらいとね。これは宮沢賢治の童話「どんぐりと山猫」からの引用です。主人公の一郎少年が山猫の裁判官にアドバイスした言葉ですよね。山猫は、たくさんのどんぐりの中で一番偉いものを選ぶのに収拾がつかなくて困っていたんですね。私は思うんです。優劣を付けて比べるのって一番馬鹿げていると。