ペパーミントグリーンの追憶
みらあじゅ・作
ある夏の昼下り
港の見える喫茶店で
あなたとわたし
クリームソーダ飲みながら
将来の夢
いっぱい
いっぱい
語りあったね
今年の夏は
たったひとり
少し顔をしかめて
苦いコーヒー
飲み干しているの
今はもう
甘いクリームソーダ
飲むには
大人過ぎて
あの頃は
あなたとわたし
なにも知らない
子どもだったよね
恐れを知らない
若さがあったよね
いろんな夢があったよね
なにもかも
輝いて見えてたよね
ねぇ、今はどこにいるのかな?
喫茶店でたら
前向いて
歩き出すね。