血ぬられた鏡像 赤かぶ検事奮戦記 | 星導夜

星導夜

何気ない日常にも素敵なことが満ち溢れているように思います
日常のささやかなよろこび、楽しみを書き留めてみたいと思います



この本は
ミステリーというよりは

ホラーじゃな。

赤かぶ検事こと柊茂検事殿の相棒に

行天燎子(ぎょうてん りょうこ)という


珍しい名字の女性警部補がいるんじゃが

なんと

行天警部補どの

殺人事件の容疑者として

取り調べを受けることになってしまうんじゃな。

警部補どのに瓜二つの婦人警官が若い女性を次々に惨殺して行くんじゃ。

殺された女性たちには共通点があったわい。

すなわち前世で強盗殺人を犯した犯人たちと言うんじゃ。

偽警部補によれば

前世で行天警部補は両親を

強盗殺人犯に殺されておっての、

復讐のために前世で殺人事件を起こしていると言うんじゃ。
赤かぶ検事も偽者の行天警部補に騙されて、大ピンチじゃが

あわやというところで助かるワイ。

偽者の行天警部補は捕まるんじゃが、

一夜経つと

留置場はもぬけの殻じゃった。
一体殺人鬼の化け物はどこに消えてしまったのじゃろうか。

気がかりじゃのう。