水槽の中の脳 シュレディンガー博士の思考実験 | 星導夜

星導夜

何気ない日常にも素敵なことが満ち溢れているように思います
日常のささやかなよろこび、楽しみを書き留めてみたいと思います


吾輩はもったいぶっておるのでな。

吾輩の唱えた

シュレディンガーの猫

については後回しじゃの。

今回は

水槽の中の脳についてじゃ。

みらあじゅ殿は

人工知能が好きで

映画「マトリックス」の世界観が好きでな。

水槽の中の脳はもともと

アメリカの哲学者であるヒラリー・パトナムによって論ぜられたものじゃな。

内容

簡単にいいますぞ。

脳が死なないような特殊な液体に浸されながら高性能のコンピュータに繋がれたとしますぞ。

脳の神経細胞には電極が刺されているとしますぞ。

電極を通して脳波を操作することにより

脳には意識が生じ、普段吾輩たちが見て感じているような現実を見る事ができるのではないかというものじゃな。


諸君考えてみたまえ。

吾輩達が体験しているこの世界

実は水槽に浮かんだ脳が見ている夢なのではないだろうかね。