
グスタフ・マーラーの交響曲第9番を聴いています。
9番ってマーラー自身が完成させた最後の交響曲です。
10番もあるのですが、マーラー自身は途中までしか書いておらず、ほとんどが他の人の手による補筆なので
厳密にいうとマーラーのものとは言えない気がしますね。
個人的な感想失礼しますね。
この第9番の大きな特徴は、緻密に書き込まれたポリフォニーな気がしますね。
複数の旋律が、いくつもいくつも折り重なって一つの音楽を作っているんですよ。
バッハの活躍していた時代にも
こんなポリフォニーの音楽が用いられていたようですが
バッハはあくまでも教会音楽ではないでしょうか?
マーラーのポリフォニーは
もっともっと市井の雑踏とか
人々のざわめき
庶民的な日常生活に基づいているように思えます。
交響曲第8番
「千人の交響曲」の壮大さの後でこの9番を聴くと
静謐さに溢れていて
死を覚悟したマーラーの気持ちが伝わって来るような気がします。
すみません、私が聴いていたのはクルト・マズアなんですが
貼ったYou Tubeはカラヤン指揮のものです。
今日ブログ管理人が記事書いて
フロイト博士に頼まなかったのは
⏬フロイト博士
頼むと
研究室の学者を増やしてくれと要求して来たり
蘊蓄だらけの記事になりそうだったからです。