魔法使いたちの休日 中山星香さんのコミック | 星導夜

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何気ない日常にも素敵なことが満ち溢れているように思います
日常のささやかなよろこび、楽しみを書き留めてみたいと思います


中山星香さんのコミックは

ファンタジー色が濃いので

トールキンのロード・オブ・ザ・リングが好きなブログ管理人のお気に入りのコミックです。

ルーン語とか
白魔術、黒魔術なども出てきますしね。

中山星香さんについてちょっと検索してみましたら

矢吹れいこ名義で『日ペンの美子ちゃん』を執筆していたという方だそうです。

私は『アルフヘイム(妖精国の騎士)』や『ロビン(黒髪の魔法使いアーサー・ロビンの話)』などはしっていました。

この度は、中山星香さんの初期作品読みたくて、古本屋で探した次第です。

右上のシマシマの猫は、直立する猫のエクタ君です。

左上がアーサー・ロビンですね。


美子ちゃんのイラストはネットからお借りしました。

中山星香さんは東京都の練馬区にお住まいだったようで、良くネリマドールという名前で、作中に登場しますよ。

このコミックの収録作品で印象的だったのが、ラストの

『ミトラスの魔詩』でした。
ジプシーに育てられた少女のソーラは、幼児期に両親を、ミトラス島の魔神に殺されていました。
親の仇を討つために、ミトラス島に船で向かうも、島に付いてから真相を知ることになります。

船の乗組員のおじいさんは、実は昔は海賊でした。
魔神のせいにして、ミトラス島の住人を皆殺しにしたのでした。
海賊たちも、魔神に襲われたところを助けたのが、ソーラの母親でした。
ミトラスの巫女の母親は、魔詩を魔神に捧げて息絶えていました。

魔神の青い瞳を覗いたとたんに、ソーラの潜在意識が働いて詩を思い出します。

魔神の瞳には、憎しみや悲しみはなくて愛が映っていました。

ミトラスの新しい巫女の誕生でした。

このエピソードが1番印象的だったのです。

さてブログ管理人は、ファンタジーも好きならば

SF小説やホラーも好きなので、良く友達からは、からかわれてしまうのです。

しかし私の好きな

2001年宇宙の旅の作者
アーサー・C・クラークの名言に

十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない

というものがありますので、

ファンタジーとSFはどこかで結びついているような気がしますネ。