
私のお気に入りの児童文学者の
竹下文子さんの絵本
なまえのないねこ
が講談社絵本大賞受賞なさって
ブログ管理人も自分のことのように嬉しいです。
私もこの絵本は持っていて
癒やされたい時には
いつも読み返しています。
商店街に暮らす一匹のオスの野良猫は
飼い猫が持っている名前に憧れます。
お寺の飼い猫に
「自分でつければいいじゃない」とアドバイスされて名前探しして歩き回ります。
雨が降って来てベンチ下で休んでいるときに
優しい女の子が声をかけてくれて
飼い猫になります。
そのときに初めてこの一人ぼっちの野良猫は
欲しかったのは名前ではなくて名前を呼
んでくれる人だと気がつきます。
私はどちらかというと犬派でして猫は飼ったことはありません。
しかし作者の竹下文子さんの猫に寄せる愛情を感じます。
小さな生き物は愛しいと思います。
私は想像しました。
この女の子のおうちは決してお金持ちではないけれど
お父さんもお母さんもあたたかく
新しい家族の猫を迎えてくれました。
家族ができて
メロンという名前をつけてもらった一人ぼっちの野良猫はやっと幸せになれたことでしょう。
家族全員がお互いを思いやる
そんな素敵なおうちに引き取られた猫はきっと幸せ❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️
そう信じています。