
DVDにて攻殻機動隊イノセンスを鑑賞しました。
これは、ぬいぐるみ君の紹介ではなくて、私自身でご紹介しますね。
イノセンスの舞台となるのは少佐こと草薙素子が失踪してから3年後の西暦2032年です。
少女型の愛玩用アンドロイド(セクサロイド)が原因不明の暴走を起こして所有者を惨殺する事件が発生します。
政府直属の機関・公安9課の刑事バトーは相棒のトグサと共に捜査に向かいます。
追跡を続けるうちにバトーは犯罪組織の深みに分け入り国外の工場に行き着きます。そして少女の人身売買が行われていた事実を掴みます。
人工能がたびたびハッカーの攻撃を受けて、バトーが敵の作った虚構に惑わされるところはハラハラさせられます。
「人間は、何故自分に似た姿の人という存在を作りたがるのか」について考えさせられた作品でした。
ふと私が思ったのですが、
押井守監督はこの作品を通して
この作品を観るものを別の世界に連れ去り、現実というものの呪縛から解き放つことを視野に入れていたのではないでしょうか?
次から次ヘと新しいテクノロジーが出現することにより、人間は現実との関係を変えて行かざるを得ないのではないでしょうか?
そう思いながら観た作品でしたよ。